「花を飾ると、神舞い降りる」読了。「知る」ことで人生の新しい扉は開く。

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尊敬するライター・さとゆみさん(@satoyumi_0225)の書評コラムで知った須王フローラさんの著書「花を飾ると、神舞い降りる」。書評コラムを読む前の、さとゆみさんの短い紹介文で即ポチしてしまった。


その紹介文とは「フローラさんに教えてもらった法則を知ってから、仕事が増え、仲間が増え、年収が2倍になった」というもの。


本の最初には「お花には妖精がいる」とあって(私はこういう話、大好きなんですが)なかなかにスピリチュアル性が強いなと思いつつ読み進めてみると。

いろんなメッセージが怪しくなく、すんなりと入ってきて、あっという間に読み終わってしまいました。スピというより、哲学・人生の話だった。

付箋を貼った箇所を忘れたくないと思って、ふだんはしないのに、マイノートに書き写したほど。今日は、その中の一文をシェア。

それが

「知る」ことで人生の新しい扉は開く。

です。

新しいことを知る。
それを理解できていなくてもいい
ただ「知る」だけでもう新しい扉は開いているのだ、と。

これは本当にそうだなぁと私も思って、メモメモメモ。

知ることが全ての始まり。
知る→分かるようになる→できるようになる
この繰り返しで人生が好転する。

私がライターという仕事が大好きなのは、
この「知る」量が半端なく多いからだなぁとも思いました。

今まで全然知らなかったお店に行く。
行ったこともない場所へ行く。
知らなかった人にインタビューをする。
今まで自分の世界にはなかった
新しい情報を知る。

知るだけで、もう次の世界に一歩踏み出しているという感覚はあって知るだけで、知るだけで、私の生きていた小さな世界が、グッと大きく広がっていくのです。


そのときには分からなくても、あとで理解できたりする。
そして、いつかできるようになっていたりする。

人生においても若い頃は
「会社員」という生き方しか知らなかったけど、
フリーランスという働き方があること。

好きな人と仕事して、
好きなときに休むという働き方があること。


稼げないと思ってたライター業で、
1,000万円どころか、
数億円稼ぐ人がいること。

え、そんなことできるんだ?

最初は全部「知る」ことがきっかけだった。

たぶん知らなかったらできるとも思わず、
目指そうともしなかったと思う。

そんな考え方があるんだ。
そんな生き方があるんだ。
そんな世界があるんだ。


「知る」ことが楽しくてライターをしているし、
ついつい新しい本を買ってしまうんだよなぁと思ったりします。

今すぐ理解できなくても、行動できなくてもいい。

知ればもう扉は開いているって、なんて素敵なんだ!!と思ったのでした。

花を飾ると、神舞い降りる

本当にオススメです!!

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。