書くことを仕事にしたい人のためのライター塾
「書くを仕事に!京都ライター塾」を主宰する
フリーライター歴15年の江角悠子です。
このコラムではこれからライターを目指す人、
ライターになったけど悩んでいる人に向けて
ヒントとなることを目指して綴っていきます。
今日から3月ですね〜。
京都は天気も良く、
我が家の庭の梅も満開で、
とっても気持ちのいい
1週間の始まりです!
新しい月の始まり、ということで
今月から「平日は毎日メルマガを配信する」
のに挑戦してみようかと思います。
文章を書き続けるための筋トレ。
とにかくアウトプットすることでしか
見えない世界、行けない世界が
あるような気がするので、やってみます。
途中で途切れても、
しれっと再スタートするつもりですが(笑)
できるところまでやってみるつもり。
いつまで続くのか
ぜひ見届けてください(笑)
さて、前回のメルマガで
書きたいけど書けない人のための
ブログ講座を開催するとお知らせしました。
さっそく参加表明のメールを下さる方もいて
ホント、ありがとうございます!
開催日時が確定したので
おしらせです。
◆日程:3月18日(木)9:30~12:30
◆特別価格:7,800円(税抜)
※本価格は今回のみです。
次回以降は、値上げを予定しています。
◆定員:4人の少人数制
気になる方は、3/11(木)から、
メルマガにて受付をスタートします
しばらく、お待ちください〜。
さて。書きたいけど書けないんです
という相談があったとき
「なんで書けないんですか?」と聞いてみると
●うまく書けないから
●まわりの人にどう思われるか不安
●書いても下書きばかり溜まってしまう
●私より良いことを書ける人はたくさんいるのに、私が書く意味があるのかなと思う
こんな答えが返ってきます。
よく多い答え、
「うまく書けない」というのは
私もよくあります。
私もライターになりたての頃
うまく書けなくて悩みました。
それで、ライターを15年やってきて
うまく書けるようになったのかというと
そうでもなく。
いまだに、うまく書けなくて悩むことはしょっちゅうだし、
仕事の原稿を書いていても、
常に不安と戦っているような気がします。
でも、一つ違うのは、
「うまく書けなくて当然」
と思うようになったこと。
5年くらい前、自分でも
けっこうよく書けたなと思った原稿に
めちゃくちゃ朱入れされたことがありました。
「私って本当に文章書く才能ないんだなぁ」と
すーごく落ち込んで。
そのとき、カフェでバイトをしていたので
お店に行った日、店長に聞いてみたんです。
「料理の才能がないって思って
落ち込むことありますか?」って。
そしたら、店長がこうつぶやきました。
才能…才能、そういえば
オレ、料理の才能あるって言われたことないなぁ。
の一言で、私はあることに気が付いて、
ものすごい衝撃を受けたのでした。
「自分には才能がない」と落ち込むということは、それまで「自分は才能がある」と思っていたということ。
つまり私は、自分で文章を書く才能があると思いこんでいた…わけ。
この事実に気が付いたとき、
猛烈に恥ずかしくなって
「じぶん、文章を書く才能があるとでも思ってたわけ!」と自分で自分にツッコミ。
落ち込んでいたのが、
急にバカバカしくなったのでした。
「わたし才能ない」とかって落ち込む前に、
才能なんて、もともとないんだから、
落ち込む必要は全くない。
そこにあるのは努力のみ。
「わたし才能ない」って落ち込むこと自体、
ものすごい思い上がりで、恥ずかしいことなんだなぁと気が付いて以来、
才能なんてないのだから、うまく書こうなんて思わなくなって、とにかく書くことに集中できるようになったのでした。
うまく書こうとして書けなくて
書くことをやめてしまうより
うまくなくても書き続ける人の方が
ぜったいに強い。
いっぱい朱入れされて
ウンウン考えて直して、
また提出して。
才能ないし、うまく書けないけど
とにかく書くことをやめずにいたから
ちょっとは自分の書きたいことが
書けるようになったのかもしれないなぁ
って思ったりするのです。
才能なんてなくていい。
あってもなくても、
書き続けた人だけが生き残れる…のだと
今は思います。