書くことを仕事にしたい人のためのライター塾
「書くを仕事に!京都ライター塾」を主宰する
フリーライター歴14年の江角悠子です。
今回のテーマは、バズることを狙う前にやるべきこと。
WEBで記事を書く仕事をしていると、いつも思うのです。「バズったらいいなぁ」と。多くの人に記事を読んでもらえたら、お客様にも喜んでもらえるし、仕事をやった甲斐もある。
仕事じゃなくても、ブログでもTwitterでも、せっかく書いた文章、どうせなら多くの人に読んでもらいたい。
何かしら、文章を書いたり、発信している人なら、誰しもそう思うのではないかと思うのです。でも、バズを狙う前に考えておくべきことがあるなぁとも思うのです。
それは…
バズらせてどうしたいのか?
ここを考えておくべきだということ。
最近は、オウンドメディアを作りたいとか、WEBに掲載するコンテンツ制作をしてもらいたいという相談も多いのですが、どんなメディアにしたいのか、どんな記事が作りたいのか、いざ詳しく話を聞いてみると、なぜオウンドメディアを作りたいのか、コンテンツを作って何を発信したいのかという軸となる部分が曖昧なクライアントさんが多いなと気が付きました。
そこには、オウンドメディア流行ってるし、やってみたいとか、オウンドメディアを作って記事がバズったらラッキー、みたいな考えがあるのでは?と思っているのですが。
そこで大事なのは、「バズらせてどうしたいのか?」ということだと思うのです。
たとえば、こんなこと。
●飲食店なら料理の魅力を伝え→客を増やしたい
●メーカーなら新商品について知ってもらいたい→購入に繋げたい
●企業なら、就活生をターゲットに社員の活躍を伝え、会社の魅力を発信したい→企業に興味をもってもらい、応募してもらいたい
などなど。
大事なのは、情報を届けたい人にきちんと情報が届くように発信すること。
バズるかどうかは結果であって、目的ではない。バズった結果、どうなってもらいたいか?
ここがあやふやだと、そもそも伝わる記事も書けないと思うのです。情報を必要とする人に必要な情報がきちんと届くなら、記事をバズらせる必要もない…とも思う。
と、えらそうなことを言ってますが、私はとくにバズるような記事を書いたこともありません…(笑)
でも、バズを狙うより前にもっと先に考えておくべき、大事なことがあるのではないかなぁと思うのです。
誰に、何を伝えたいか? を明確にして、その人たちに正しい情報が届くようにしなければ、なぜ記事を書くのかも見えてきませんし、実際書くの私だから!そこが明確じゃないと、ホント書くの大変なんです!
と最後はグチになってしまいましたが(笑)
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テトリスのようにスケジュールが密になっていた11月も今日で終わり。原稿も書き終えられそうな目処もつき、何とか乗り越えられそうです。