【ライターお悩み相談室コラム】ライター仕事、本名でするべき?それともペンネーム?

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書くことを仕事にしたい人のためのライター塾
書くを仕事に!京都ライター塾」を主宰する
フリーライター歴14年の江角悠子です。

このコラムでは、ライターを目指す人や文章を書きたい人のヒントになるようにと願って、私の経験や気付きなどをつづっています。

「これからライターになりたい」という人からの相談で断トツに多いのが、

本名でお仕事するべき?
それともペンネーム?

というもの。

ライターお悩み相談室」のフェイスブックページで、ほかのライターさんに相談してみたところ、13名もの方から素晴らしい、有益なコメントをいただけたので、記事としてまとめてみます。

※今回、コメント&アドバイスをくださったライターの方々は、すでに本名&ペンネームでライターとして活躍されている方ばかりなので、すごく参考になりました。ありがとうございます!!

コメント&アドバイスをくださったライターの方々

二木 繁美さん(@Pandaexn
水島なぎさん(@nagi_kotobano
浜田綾さん(@hamadaaya914
油井やすこさん(@aburaisan
水本このむさん(@Konomu__M
藤田幸恵さん(@yukie_fujita
ヒトミ☆クバーナさん(@hitomicubana
かんちくいずみさん(@kanchiku
デブ子デラックスさん(@debuko_dx
古賀令奈さん(@airen083
鶴原早恵子さん(@writer_tsuru3
太田明日香さん(@aitokaji
山本陽子さん(@yokopuddings

ペンネームのメリット

まず、なぜペンネームか本名かで悩むのかというと、本名を出して発信することで、万が一炎上してしまったら、どうしよう…という不安があるからですよね。もし、名指しで誹謗中傷されてしまったら…。この辺りに不安を覚える人が多いのではないかと思います。

結論から言うと、他のライターさんからも多数意見がありましたが、ペンネームにしても、本名にしても、炎上するときはするということ。

「有名人の炎上事件は、本名&顔出しだから炎上したのではありません。その人の言動がきっかけとなって炎上しただけです」というコメントもあって、本当にそうだなよなぁと思いました。

もし粘着されてしまったら、たとえペンネームでも、今の時代、本名を調べ上げられることも不可能ではないのかもしれません。

その際、もしペンネームだったなら、名前を変えて(過去を捨て)、表向きにはまた新たな名前で活動できるのが、ペンネームのメリットかなと思います。

ペンネーム活動していた過去

私も3年前までネット上では、「ライター小春」という名前で活動していました。

まだフェイスブックも浸透していない時期に、ブログ記事を書く仕事を依頼され、本名を出すのが怖かったため、ハンドルネームをつけました。

そして江角悠子という名前も旧姓のため、厳密に言うと本名ではありません。

WEB=小春
紙媒体=江角悠子
プライベート=本名

と3つの名前で活動しており、ややこしくなったので、ひとまず仕事だけは江角悠子の名前1本でするべく、小春の名前を手放しました。その経緯は下記の記事で書いています(URLは当時の名残で、w-koharuとなっています)

名前を変えるときは、小春という名前で培ってきた実績を手放すようで、すごく惜しい気もしたのですが、実際、手放した後は、とてもすっきりしました。私は江角悠子でやっていく!という覚悟も出来たように思います。

本名のメリット

本名でする場合、他のライターさんも言っていましたが、やはり「信頼できる」という印象があり、BtoBなどのキチンとした仕事を紹介されやすいというメリットがあります。

ただ本名にしなくても、本名っぽい名前をつければ、それがペンネームなのか、絶対に本名なのか?詮索する人は、ほとんどいません。

クライアントさんと契約書を交わすときや、銀行口座名を伝える際に本名の話が出るくらいで、ふだんの仕事でやり取りする際は、ペンネームか本名かということは話題にも上がりません。

本名かペンネームかで迷っている人なら、私のように最初ペンネームで、あとから名前出しというのもアリなのかもしれませんし、本名っぽいペンネームをつけるというやり方もありです。

また名前を付ける際には、自分がどんな媒体でお仕事をしたいか、どんなライターとして活躍したいかを最初に考える必要があります。

企業の広報誌やPR記事など、お堅い記事を書くライターを目指す場合、「姉小路☆マカロン」みたいなペンネームだとちょっと違和感がありますよね。

逆に、スイーツ大好きで、甘いものをたくさん紹介する記事を書くライターを目指すなら

京都在住のスイーツ研究家・姉小路☆マカロン

としても違和感はないし、むしろインパクトがあって覚えてもらいやすいかもしれません。

お堅い記事を書きたい!BtoBの仕事をしたい!

でも本名を出すのは怖い…なら、本名っぽいペンネームをつければ、きっと何の違和感もな依頼はもらえるはずです。

ただ、本名+顔出しで活動していると、

●内面をさらけ出すような記事
●ネタのような面白オカシイ記事

など、ちょっと書きにくいという面もあるという意見もありました。

実際のところ

私は仕事相手には江角、プライベートは本名ですが、この人に対して、私は江角と名乗ったのか?本名を名乗ったのか分からなくなるときがあり、私は一体だれ!!??という状態になることがたまにあります。

ギャラを振り込んでもらう際、銀行口座は本名のため、初めましてのクライアントさんには毎回「江角は旧姓のため口座名と異なります」といちいち説明する面倒くささもあります。ま、ささいなことなんですが。

夫婦別姓が早く認められて、いつでもどこでも「私は私」でいられたら一番楽なのになぁ。

と思う一方で。

「ライター小春」を名乗っていたときは、また別人格になる感覚もあり、ある意味「小春」を演じているというか、そういう面白さもあったなぁと今なら思います。

ペンネームも本名も、言ってしまえば、それぞれの良さがあるなぁということですが。

名付けのポイント

ペンネームにするにしても、本名っぽい名前にするにしても、名前を考えるときのポイントとしては、ネット全盛期の今、検索して見つけてもらうという意味でも、他の人と名前がかぶらないということも、大事です。

本名が、よくある名前だったり、検索したらたくさん候補が挙がってしまう名前だったりした場合、平仮名にしたり、一部を変えて誰かとバッティングしないようにすることが大切。

私はインタビューでいろんなお店のオーナーさんの話を聞く機会があるのですが、店名を考える際、検索されやすい名前にするということは、いろんな方が意識していると言っていました。

確かに以前、あるお店取材する前にHPを検索をしたら、店名が「おいしい○○」で、ぜーんぜんたどり着けなかった経験もあり。今は、見つけてもらえる工夫をすることも大事なことだと感じます。

あとは、読みづらいとなかなか認識してもらえないので、覚えてもらいやすいかどうか、信頼してもらえる名前かどうか。この辺りを考慮するといいのかもしれません。

結局、ペンネームか本名か?

と、いろいろ書いてきましたが、本名でするべき?それともペンネーム?の答えは、自分次第。悩むなら、本名っぽいペンネームもあり。

最終的には、自分がライターとして、どうしていきたいか?なのかなと思います。

私は顔出しもして、いろいろ発信していますが、メリットとデメリットを天秤にかけたとき、圧倒的にメリットを感じることの方が多いです! 本名で活動しているライターさんも、実際に今のところ実害はないと言っていた方が何人もいました。

体感的には、「ライター小春」でやっていたときより、江角悠子に変えた方が、ネット経由での仕事の依頼がぐんと増えた印象です。

たぶん本名+顔出しをしていることで、信頼してもらえるのだと思いますし、私自身、下手なことは書けないという責任は常に感じているため、発言にはすごく気を遣っています。

両方のメリットデメリットを考慮して、ライターとして自分がどの世界で活躍していきたいか?

このあたりを自分でしっかり突き詰められると答えが見えてくるのではないかと思います。

過去に安藤美冬さんの講演をまとめた記事を書いたのですが、その講演のテーマが『ソーシャル時代のセルフブランディング 個人で勝負するための「自分プレゼン力」の高めかた』でした。今読んでも有益な内容だったので、こちらもぜひ参考に。

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。

\京都ライター塾を主宰/

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