もう一度ゼロの状態で見たい。映画「天使の分け前」

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毎週のように映画館に行っている山田ねーさんがさらりと、
「天使の分け前”、面白かったよ」と言っていて、
(あんまり映画褒めるの聞いたことないのに(笑))
それがどうしても気になっていたので、先日見に行ってきました。 

見てもう10日くらい経つのですが、
いまだにこの映画の面白かったシーンを反芻したりして、余韻を楽しんでいます。

というくらいに、私は久々に面白い映画を見ました!

まだこの映画を見ていないという人が本当にうらやましい。
だって、あの映画のハラハラドキドキの緊張感、ワクワクのお楽しみと感動が
これから味わえるかと思うと、私も一度見たことはなかったことにして、
もう一度さらの状態でこの映画を楽しみたい。 

お話の舞台は、スコッチウイスキーの故郷スコットランド。

タイトルの「天使の分け前」というのは、 ウイスキーなどが樽の中で熟成されている間に、
年2%ほど蒸発して失われる分のこと。
このタイトルの意味が、ラストでまた素敵に響くんですよねぇ。
最初、聞こえてくる英語が、聞きなれたアメリカ英語とは全然違う言語に思えて、
フランス語?フランス映画なの?と思いながら見ていたくらい、
何の知識もなく見ていたのですが、 私はこれが良かった。

ストーリーの展開に一喜一憂。
衝撃のシーンでは、会場にいた人全員一緒に「はっ!」と息を飲むという一体感も味わいつつ。
主人公と一緒に悔し涙を流して、でも、めげないで乗り越えようとする彼の行動に、
ハラハラドキドキして、最後は、これでもかっていうくらいに痛快で心憎いラスト。
ウィスキー、ほとんど飲んだことないけど、興味湧きました。

映画は、京都シネマで今月31日(金)まで。

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月に1回は映画館で映画を見よう!という目標をたて、 京都シネマの会員になって2年目。
会員になったおかげで、前より気軽に映画を見に行けるようになりました。
だって、会員はいつでも映画1000円でみられるし、
入会した時点でチケット2枚もらえるし(これでほぼ元はとれている)。

で、私の紹介ということで誰かが新しく京都シネマの会員になると、
私の手元には映画のチケットが1枚届けられるという嬉しいシステムもあり。
私は、山田ねーさんやら、ブログ読者の方やらのおかげで、チケットを2枚GET(笑)

とまぁ、いろいろお得な京都シネマの会員、6月1日から新規会員の募集が始まりますよ。

何でもない毎日の中で、良くも悪くも心揺さぶられる時間が欲しいと思って、
「月イチ映画館」を始めてみたわけですが、
「いやぁ、映画って本当に面白いですね」の一言に尽きる。

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。