活版印刷の「りてん堂」さんで、新・名刺を作ってもらいましたー!

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昨年末に名刺がなくなり、でもまた同じデザインで印刷するのもなぁと思いつつ、かといって、新たなデザインを考える心の余裕もなく。
というわけで、家のプリンタで印刷した簡易名刺でしばらく凌いでいたのですが。(この簡易名刺が、しょぼすぎて渡すとき本当に恥ずかしい…)

ようやく新名刺ができあがりました!

こちら!

前々から憧れていた活版印刷の名刺です!が、写真では、活版印刷の良さを伝えるのは難しい…。

お願いしたのは、恵文社一乗寺店からほど近い活版印刷のお店、りてん堂さん。

お店の外から、活版印刷の道具がいろいろ見えていて、前々から気になっていたのですが、勇気がなくて入れず。

と思っていたら、友人のガラスアクセサリー作家、真紀ちゃんがりてん堂さんで購入したという一筆箋をプレゼントしてくれたのです。しかも、私の名前入り!

これ!!!

お店で名前を入れてくれるサービスがあるよう。ス・テ・キー!

真紀ちゃんは、誕生日でも何の日でもなく、突然プレゼントをくれたりして私をこの上なく喜ばせてくれる素敵な友人です。活版とか!ツボすぎる。「えず(と、呼ばれています)、絶対好きだと思って」とのメッセージ付き。

それで聞いてみると、店主とも店主の奥様とも「私、友達だよ~」というので、さっそく紹介してもらい、念願の活版印刷の名刺ができあがったのでした。

紙を選んだり、文字の色を選んだりするのに、お店に寄せてもらいました。この古めかしい道具たちがもう、魅力的。

紙はちょっと素材感のある感じで、真っ白ではなく、文字は柔らかい印象にしたくてブラウンにしてもらいました。

文字の配列などは、店主の村田さんに全部お任せ。裏面とか入れたい情報が多すぎて、格好悪くなっちゃうかなと心配していたのですが、いやいや、村田さんのセンスで、シンプルに見やすくレイアウトしていただき感謝!

デザインで一番難しいの、文字の配列じゃないかと思う。

そして、肩書をどうしようか迷ったのですが、このデザインに「ライター」ってちょっと違和感があるなぁと思い今回は、編集・文筆としました。

以前、原稿で自分のことを「文筆家」と名乗ったら、編集の方から、「江角さん、ご自分の名前で本を一冊も出版されていないのに?文筆家を名乗るんですか?ちょっとズーズーしくないですか?マジですか?」的なことが、やんわりと書かれたメールが来たので、そのときは、おとなしくライターと直したのですが。

自分の名刺だからいいよね、ってことで。笑。辞書では、文章を書くことを職業とする人となっているのだから、間違いではない。

で、出来上がった名刺を、りてん堂さんのフェイスブックでも紹介していただいたのですが、なんと!そこをのぞいてみると、「ことり会だより」のデザインでもお世話になっているフィールドさんたちの名刺も載っているではないですか!うれしい偶然にびっくりしましたよ!センム!

今度お会いしたら、フィールドさんの名刺も見せてもらおうと思っています。

それでえーと、気になるお値段は、500枚印刷してもらって、2万7,8000円だったかな。1枚60円しないくらい。ちょっと高いかなぁとも思ったんですが、真紀ちゃんの「この名刺が、いい仕事を連れてきてくれるよ」という一言で、そうだなぁと納得。名刺は、「顔」ですからね。

先月からこの名刺に切り替え、いろいろな方にお渡ししているのですが、「あ!活版印刷ですね」と分かってくれる人は分かってくれるという、小さなお楽しみが毎回あります。

この人は活版印刷って、ちゃんと気が付いてくれる人なんだなぁというのが分かって、何だか、それがとてもうれしいのです。

まだまだ配り始めたばかりなのに、別のデザインでも作りたいなぁと早くも次のことを考えたりしています。

そして、りてん堂さんにも「ことり会だよりvol.3」を置いていただけることになりましたー!今週末にでも持っていきたいと思っています。

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。