乙女のご朱印帖もって、宵々々山へ。ことり会的宵山の楽しみ方レポート!

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朝10時から、ことり会メンバーで集まって、行ってきました!
乙女のご朱印帖を持って、山鉾めぐり。 

撮影しているのは、Facebookの「Kyoto Fan」ページ担当の方。
「Kyoto Fan」ページで、ご朱印帖のことを紹介してくださっていて、
私ものぞいてみたら、なんと「いいね」が800以上も!

で、今日はことり会でご朱印集めをするということで、密着取材してくださるという。 
取材するのは慣れているけれど、取材されるなんて、キ、キンチョー(笑)

 

まずは、「乙女のご朱印帖」が販売されている、
株式会社フィールドさんのところへお邪魔して、オリジナルのご朱印をゲット。

3種類あったので、それぞれのご朱印帖に押しちゃいました。カワイイ★

 

こちらは、鯉山。毎年、いろんな山鉾の厄除けちまきを購入していますが、
「乙女のご朱印帖」の原稿を書きながら、今年はここがいいんじゃないかと狙っていたところ。

鯉山は、登竜門の語源となった故事、
龍門の滝を登りきった鯉は、龍になるという中国の伝説に由来する山。
立身出世と、開運栄達のご利益があるというのだから、もうここしかないでしょう、と。

ちまきは、各山鉾によって値段が違って、高いところでは1000円というところもありますが、
鯉山のちまきは、500円でした。

こんな感じ。鯉が滝を登る様子が描かれた絵馬?がついています。

ご朱印集めは午前中からまわっていましたが、
午後になると気温も上がってきて、人も増えてきます。

途中疲れてきたので、南観音山の横にある「おたべ」で、
おいしいかき氷を食べ休憩をはさみつつ。

ここのかき氷、氷がふんわりしてて、抹茶のシロップも上品な甘さとほろ苦さで
とってもおいしかったです。値段は400円と、屋台のかき氷より少し高いのかもしれませんが、
がりがりの硬い氷のかき氷を食べるより、全然価値あるおいしさ。

中に粒あんと、白玉も入っていて、すんごく得した気分。
体もヒンヤリ、汗も引いて、こちらオススメ! 

 

これは、蟷螂山にある、からくりみくじ。ハンドルをくるっとまわすと
カマキリさんが数字の書いてある玉を運んできてくれます。

 

ご朱印帖について占ってもらったら、中吉でした。
「巣立ちを待つひなの如く一歩を踏み出す飛翔の運勢」だそう。
なかなか、いいんじゃないですか? 

安産にご利益があるという、船鉾。

こちら月鉾は、本日まで浴衣の人は無料で、鉾にのぼれます!

これは、菊水鉾で催されているお茶席のお抹茶と和菓子。
菊の露の「したたり」を飲んで七百歳の長寿を保ったという中国の故事に由来するという菊水鉾。

和菓子は、その菊の露の「したたり」にあやかって作られた不老長寿の銘菓だそう。

さっぱりとした甘さで、暑い夏でもおいしく食べられる。
そして和菓子がのっている菊をモチーフにしたお皿、
なんとお土産で持って帰ることができます。かわいい~♪

お茶席は、2000円。ちょっと高いなぁという印象ですが、ま、お皿代も含め、ということで。 

そんな感じで、朝10時からまわって、お昼、たまの休憩をはさみ、
15時くらいまでいて集まったご朱印は…。

22か所!結構、まわれてる。

ご朱印帖を持っていると、普段行かないところも行ってみようかなってなって、
行ってみたら新しい発見があったり、出会いがあったりして、
いつもよりも、ずいぶん深く宵山が楽しめたような気がします!

ご朱印を押すのにお金がいるのは、岩戸山、船鉾、八幡山が100円。
(ことり会でまわった22カ所の中で)
あとは、お気持ち分お納めくださいといった感じで、10円を入れたり、50円を入れたり、
そのとき持っている小銭をいれながら、まわっていました。

小銭を多めに持っているといいかもしれません。 

ご朱印を集めていると、会所の人とのちょっとしたコミュニケーションが楽しかったり、
まわりの知らない人とでも、「あ、うまく押せたねぇ」なんて会話が生まれたり。
なんだかものすごく新鮮で楽しかったのでした。大汗かきながらだったけど! 

本当にスタンプラリー感覚。

朱印も行くところ行くところでデザインが違うし、次はどんなのだろう?とワクワクしながら。

私が一番ツボだったのは、八幡山のご朱印。
鳩のマークがかわいかったのと、八幡山の八という感じがひそかに鳩の形をしているという。
この可愛さ、ぜひ、実物を見ていただきたい。

というわけで、山鉾巡行までの明日・明後日でも、
行かれる方は、ぜひご朱印帖をお供に、楽しんでみてくださ~い。 

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。