連載エッセイ(07)「おかげさま育児」、(08)「食べさせてあげたい」

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浪人してようやく大学に入れた19歳の春。

新しく大学生活が始まり、一人暮らしをするようになって初めて
料理・洗濯など、諸々をしてくれていた母親に感謝できるようになった私ですが(←遅い)
子育てをするようになって、またさらに深く親に感謝するようになりました。

なぜなら、子育てしながら、「ものすごく大変!」と思ったことは、
過去にすべて母親が自分にしてくれたことなのだ。
と、 これまたようやく気が付いたからです。

そんなわけで思いついたのが、花園9月号のエッセイタイトルにある「おかげさま育児」。
そのありがたさに気が付く過程のことなどを書き綴っています。 

※エッセイは、画像をクリックすると拡大します。


妙心寺発行:月刊誌『花園』9月号(2011.9.1)掲載

それにしても、「おかげさま」って、いい言葉だなぁって思います。

例えば、「最近、仕事どうですか?」って聞かれたら、ものすごくヒマでも、逆に忙しくても
「おかげさまで」って言っておけば、恥もかかず、また嫌味にもならず、
なんかいい感じに受け取ってもらえるという…、便利な言葉です(笑) 

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花園10月号のエッセイ「食べさせてあげたい」では、いつの時代も、
母親というのは同じ思いなのかも、と感じたことを綴っています。

子どもの頃、母親に「このお菓子おいしいね、好きだなぁ」などと一言いうと、
母親はそのお菓子ばっかり買い続けてきて、私は子ども心に
「たまには違うお菓子も買ってきてくれたらいいのに」 と思っていたのですが、
その、同じお菓子ばかり買い続ける母親の思いに気が付いたのは、
20数年経った、最近のことなのでした。 


妙心寺発行:月刊誌『花園』10月号(2011.10.1)掲載


大人になってから、分かることってたくさんある。

挿絵には、ツバメが描かれているけれど、その思いって、
人類だけでなく動物など、すべての母親に共通する思いなのかなぁと思いつつ。

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。