先日、京丹波まで取材に行ってきたのですが、そのときの記事が
無農薬野菜を取り扱う会社「京都ベジラボ」のサイトにアップされています。
地域の魅力が詰まった農作物で京丹後をPR!
京丹後市の野菜を世にアピールすることで、京丹後全体を盛り上げようと奮闘している会社
「田園紳士」の代表・森下さんにお話を聞かせてもらいました。
地域の魅力が詰まった農作物で京丹後をPR!
ファンを増やして地域活性化を目指す「田園紳士」
農業ってもっと注目されて、誰もが憧れるかっこいい職業の代表!
みたいな感じになっていいと思うんですよね。
だって誰もが毎日口にして、人類を動かすエネルギーとなる食材を
生み出している人たちなのだから。
目先のことだけ考えて、安けりゃ何でもいいわ、みたいな買い物ばかりしていたら
この先ちゃんとした食材が手に入らなくなるんじゃ、みたいな危機感があって、
なので、こうして真摯に農業に向き合っている人たちを心の底から、
全力でもって応援したいと思うわけです。
田んぼや畑に行かせてもらって初めて知ることはたくさんあって、
記事の中でも書いたけれど、農家の方は例えば、
枝豆は収穫後に一度冷蔵庫で冷やして旨みを閉じ込めたり、
スイートコーンを収穫する際は収穫のタイミングを見極め、一番糖度が高くなる、
早朝というより真夜中に近い時間帯に収穫をするなど、
一番おいしいタイミングで野菜を収穫、消費者に届けられるようにと
工夫を凝らしていたりしていて。
でも、それをスーパーでトウモロコシ1本100円と200円と並んでいたら、
何も知らず、何も考えず、100円の方を買うのは安易だなって。
何を消費するかで世界が変わる
100円のトウモロコシは、見た目は200円のトウモロコシと同じかもしれないけど、
もしかしたら人の手間を省くため、コストを抑えるために
身体にはよくない農薬を駆使して作られたモノなのかもしれない。
でも100円のトウモロコシがたくさん売れるのなら、
そちらを作ろうってなるのは当たり前の話で、
何を選ぶかで自分たちの未来を決めているのだなぁとつくづく。
なんてことを日々思っていたら、先日の朝日新聞のコラムが目に付いた。
ロックミュージシャン、後藤正文さん@gotch_akg の言葉です。「何度でもオールライトと歌え」から。
(折々のことば)557
俺から言わせれば、日々の生活のなかで何を買うのかということも十分に政治的だ。https://t.co/vg9ayOkEoU— 朝日新聞折々のことば (@oriori_kotoba) 2016年10月23日
みなが安ければいいという気持ちで物を選んでいると、社会も安っぽくて息苦しいものになる、って。本当にそう思う。「何度でもオールライトと歌え」、断然読みたくなってきた!
— 江角悠子(ライター小春) (@ezu1030) 2016年10月24日
農家さんたちにお話を聞かせてもらうと
今、自分が口にしているものが、どういう経緯でできたのか
全然分かってなかったんだなと恥ずかしくなる。
一度この映画も見てみたいなぁと思いつつ。
夫に見てみようとと言ったら怖いから見たくないって言っていて、
それも分かる気がする、けど、そこにあるのは真実なのだから、
一度見てみたいなぁと思っています。
子どもにも見せたいなぁと思うけど、見せられる内容なんだろうか。
微力ながら、ライターという立場から
日本の農業を盛り上げるお手伝いができたらいいなぁと思っています。