クリスマスにまつわる思い出「お寺の子どもたちのクリスマス」

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。

私がサンタを信じていたのは、わずか3歳までだった。

3歳のクリスマスの朝、枕元に「キノコの山」だか、「タケノコの里」だかのおやつが一箱置いてあって、「サンタは本当にいるんだ!!」って、ものすごーく嬉しかった、あの感覚はまだ強烈に覚えている。

その後、なぜサンタさんはいないと知ったのか忘れたけど、私はいつのまにか母親と一緒に妹や弟のクリスマスプレゼントを買う側になっていた。

お姉ちゃんの私だけ知らないふりをして、サンタはまだいると思っている2人に合わせるのだ。

私だけ本当のことを知っているという優越感があったし、何より純粋に喜んでいる2人を見るのが嬉しかった。

けれど、今になって思うと、私もせめて小学校に入るくらいまでは、無邪気に信じていたかった。今ほどクリスマスは盛り上がっていなかったけど、あんな特別な期間はどうやったって、もう戻らない。生涯たった一度きりのサンタさんは、寂しいよなぁとちょっと親を恨みたい気持ち。

中学生くらいになると、クリスマスがだいぶイベント化されてきて、クリスマスケーキだなんだという時代になってきたのだけど、そのとき母親から言われたのは「うちは仏教だからクリスマスはしないよ」ということ。

そう。私の実家はお寺で、父親はお坊さん。キリストの誕生を祝う筋合いはないというわけ。

でもまわりがだんだん盛り上がるにつけ、母親は可哀想に思ったのか、クリスマスケーキは買ってくれるようになった。

我が家のクリスマスケーキは毎年、アイクスリームケーキだった。お寺の奥の台所で、カチンコチンに固いアイスクリームを姉弟3人で食べる。

中学生とか高校生になるとだいぶ分別もついてきて、寺でクリスマス、なんか、それもどうなんだろうと思いながら。

 

全国の寺の子たちはどう過ごしていたんだろうな。

 

とにかく我が家は、クリスマスツリーを飾ることはないし、クリスマスらしいことをした記憶はないけど、アイスクリームケーキだけは楽しみだったなぁという思い出。

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さて、もう12月も半ば。毎年慌てて子どものクリスマスプレゼントを直前に用意して、人気商品過ぎて店に置いていない!とか、やばい、配達がイブまでに間に合うか?とかドキドキしているので、今年は早めに注文。今年はこんなリクエスト。

大人になってみると、サンタ役をするのも楽しいんだけど。

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