ヴォーリズ建築「駒井邸」

  • ブックマーク

前からずっと行きたいと思っていた「駒井邸」へ行ってきた!

「駒井邸」とは、北白川の閑静な住宅街にある古い洋館。
京都帝国大学理学部教授だった駒井卓博士の住宅として
昭和2年に建てられたもので、現在は京都市指定文化財として
週末だけ公開されている。
設計したのはかの有名なウィリアム・メレル・ヴォーリズ。
京都なら、同志社大の校舎とか、烏丸丸太町にある大丸ヴィラなどがある。

疎水沿いに入り口がある。玄関はこんな感じ。
中に入ると、スタッフの人が家の中を一部屋ずつ案内してくれた。

2階へ上がる階段の高さは一段ずつが低く作られていることや、
クローゼットの下に隠し金庫があること、ベランダだったところを
サンルームに作り直したこと、
隠し階段を降ろせば屋根裏部屋へいけることなどなど。

洗面台までもがこんなにステキ。
右を見ても左を見てもステキなので、写真撮りまくり。
「家を建てるのに参考に見に来られる方もいらっしゃるんですよ」とスタッフの人が言っていた。
それいいかも!と改めて気に入った場所を写真におさめておいた。
いつかのために…。

私が一番気に入ったのは、駒井先生の書斎。
窓からは疎水が見えて、春には満開の桜が楽しめるそう。
私もこんなところで仕事がしたい。
壁にはぐるりと本棚が備え付けられていて、古い本のいい匂いがした。

ひと通り見終わると、スタッフの人が冷たいお茶と、
庭で取れたというブルーベリーを出してくれた。
1階のサンルームのソファに座って、のんびりお茶タイム。
洋館は広々した庭に囲まれているから、窓からは気持ちいい風が吹いてきて、
まるでヨーロッパの別荘に遊びに来たかのような感覚。
京都であることを忘れそうだった。

2階にもサンルームがあって、
そこからは大文字山がきれいに見えた。

それにしても、見事に和と洋がマッチした素晴らしい洋館だった。
以前は入館料1000円だったのに、最近値下げしたそうで入館料は500円。
でも1000円払ってでも見たいくらい、感動的な空間だった。

神戸にあった同じくヴォーリズ建築の室谷邸は、
解体されてしまって本当に残念。
新しいものなんて、これからいくらでも作られるけど、
歴史のある建物は、どう頑張っても建てることなんてできないのに。

新しく若いものを良しとする日本の風潮ってどうなの?と思う。

訪れる時間によって、季節によって、
見えてくる景色も雰囲気も変わるんですよ、とスタッフの人が教えてくれた。
今度はいつ行こうかな。

駒井邸:財団法人ナショナルトラスト
住所:京都市左京区北白川伊織町64
電話:075-724-3115(財団法人ナショナルトラスト京都事務所)

公開:金・土の午前10時~午後4時
大人:500円

最新情報はこちらから

ライターを目指す人のための7日間無料メールレッスン

1DAY:どうやったらライターになれるの?
2DAY:ライターとして何を書いて伝えたいのか?
3DAY:ライターって稼げるの? 原稿料についてのお話
4DAY:書くだけではないライター仕事
5DAY:仕事をお願いしたくなるライターとは?
6DAY:受けるべき仕事と断るべき仕事の見分け方
7DAY:編集・ライター技術を身につけて幸せになる!

  • ブックマーク

この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。

\京都ライター塾を主宰/

ライターとして活躍したいと思う人を、もっと具体的に応援したいと思い、この度ライター塾を始めてみることにしました。少人数クラスで、ライターとしての基本、話を聞くこと、書くことを学び、継続して仕事の依頼が来るライターとして活動できるようサポートします。

書くを仕事に!京都ライター塾(プロコース)第3期の開催時期が決定!

最新情報はメルマガにてお知らせします!

お知らせ

noteでは、日々のことを淡々とつづる「つれづれ日記」(無料)と、月刊マガジン「京都くらしの編集室」(有料)を書いています。

有料マガジンでは、ブログに書けないような日々の気づきをはじめ、最近は自己肯定感、虐待、毒親、アルコール依存症、HSP、エンパスについて考察した記事を書くことが多いです。