京都・鹿ケ谷にあるレトロ建築「和中庵」

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。

「秋の特別公開2017」となっていた「和中庵」を見にいってきました。「和中庵」はノートルダム女学院中学高等学校の敷地内にあり、2016年夏に初めて公開されて以来、今回で2回目の公開だそう。なんて貴重! とっても素晴らしかったので、洋館アルバムとして保存しておきます。

 

text by 江角悠子(@ezu1030

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贅を尽くし、粋を凝らして建てられた「和中庵」


 

 

 

和中庵は、サイトでこんな風に紹介されていました。

「和中庵」は滋賀県近江五箇荘(ごかしょう)出身の繊維製造販売業者、藤井 彦四郎(ふじい ひこしろう、1876年-1956年)が贅を尽くし、粋を凝らして建てた、鹿ヶ谷の山裾の林を開拓した広大な庭園を持つ邸宅である。昭和24年(1949年)にノートルダム教育修道女会が取得。修道院として改造、利用した後、平成20年(2008年)にノートルダム女学院中学高等学校に移管された。

行く前になんの予備知識もありませんでしたが、建物に入る前に、ガイドの方に建物の詳しい説明をしてもらってから見れたのがとても良かった!

階段を登って上へ。

素材は大理石だって。すごい!

「和中」とは「何事にも偏らず公平に」という意味。皇族も来訪されているところで、戦後、藤井家からノートルダム教育修道女会にわたり、修道院とした活用された時期も。

老朽化が進み、一時は解体が決定したけれど、関係者の思いもあって、最小限度の改修工事と耐震工事を施すことで教育施設として活用できることになり、現在に至ったと。

あぁ、取り壊されなくて、本当に良かった! 壊して新しいものを建てる方がよっぽどお金がかからないのかもしれないけれど、こういう建物は、もう2度と作れないものだから、保存してもらえるのが心底嬉しい。

2階へ

こちらが、2階のホール。

シャンデリアと窓の向こうに見える景色が美しい。

紅葉も楽しめる!

ホールから隣の建物に移動する渡り廊下から見える階段ホール。この外観がたまらなく良い!

階段ホールを外から見るとこうなっていたのか。

和室の向こうに広がる庭園が、絵画のよう。

2階ホールの続きで来たのに(ここは2階であるべき和室なのに)、山の斜面に建っているから、庭が正面にあって、1階に移動したような不思議な感覚。

和室から見た階段ホール。

和室の向こうに広がっていた庭園。
紅葉は全部落ちてしまっていたけれど、もう少し早い時期なら綺麗だったんだろうな。

 ≈

紅葉、少し残ってた。向こうに見える建物はノートルダム女学院の校舎。

ドアノブ。真鍮かな。

1階の部屋。

玄関ホールの照明。カーブしているデザインもいいなぁ。

ここも1階の部屋。

素晴らしかったなぁ。次はいつ公開されるのだろう。
京都市観光協会のサイト、要チェックだなぁ。

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和中庵データ


ノートルダム女学院中学高等学校 和中庵
京都市左京区鹿ケ谷桜谷町110
075-771-057(代)
http://wachuan.notredame-jogakuin.ed.jp/

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