なるべく大勢の人に、どうしても行ってもらいたい展示会を紹介します。
今日から京都産業大学で始まる「生命(いのち)のメッセージ展」です。
生命のメッセージ展とは、犯罪・事故・いじめなどで、
理不尽に生命を奪われた犠牲者が主役という、今までにないアート展。
京都では初めて開催されますが、
これまでに全国各地で開催されています。
会場には、被害者と等身大のパネルが並んでいて、
足元には被害者が履いていた靴が置かれています(写真はin出雲でのモノ)
赤ちゃんや子どものパネルは本当に小さくて、母となった今、
我が子を亡くすとは、ご両親はどんな気持ちだろうかと思います。
想像もつきません。
そして、私の妹もこのアート展に参加しています。
私には2つ下の妹がいました。
でも、1999年のクリスマスの夜に、交通事故で亡くなりました。
飲酒運転の車が、センターラインを越え、
妹の乗っていた車に正面から突っ込んできたのです。
当時、妹は20歳で、大学卒業後は京都で就職して、
私と一緒に住むんだと言って張り切っていたのに。
振られてヤケになって飲酒運転なんかした人の犠牲になって、夢も希望も奪われて。
妹だけじゃない、私や家族や、恋人の夢も未来も奪って。
テーマが重いと感じる人もいるかもしれませんが、
改めて生命の大切さを考えてもらうためにも、
いろいろな人に行って、見て、感じてもらいたいと思います。
日時:11月18日(火)・19日(水)・20日(木)
時間:10:00~16:00
場所:京都産業大学 5号館1階