ガラス張りの茶室&京都市内を一望できる大舞台…将軍塚青龍殿 

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山科へ行く用事があったので、せっかくならと前々から行きたかった
将軍塚青龍殿へ行ってきました。遂に!念願の!

将軍塚と言えば、京都で唯一の夜景が楽しめる、恋人たちのためのスポット的なイメージ。
私も夫と恋人時代、十数年前に一度行ったきりですが(遠い目)

久々に行ったら何とも素敵な空間が広がっていたのでした。

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青龍殿といってもピンとこない人もいるかもしれませんが、
ガラスの茶室があるところ、というと分かる人もいるでしょうか。
青蓮院門跡の飛地で、2015年から公開されているガラスの茶室。
期間限定とのことで、昨年末でもう公開は終わったものだと思っていたら、
まだやっていたのでした!よかった!

世界的に有名なデザイナー・吉岡徳仁さんが作ったそうで、
大舞台にぽつんと茶室、しかも全部透けて見えるガラス張りという…何だろうこの不思議な感じ。

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インスタなどの写真を見るだけでも独特の存在感、すごく不思議な空気を感じていたのだけど
実際目の前で見るとその不思議な感覚はさらに強く。
この何ともいえない感覚を味わいたくて行ったのかもしれない。

しかもこの大舞台から見る景色の素晴らしさったら。
京都には高い建物があまりないため、こーんな高い場所から京都市内を見渡せるのがすごく新鮮!
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出町柳の三角州、糺の森、白川通、京都らしいスポットを高い場所から眺めて楽しんだのでした。

柵の幅がゆったりしていたので、2歳の娘がすきまから落ちないかドキドキしながらも。
(走り回るのを制するのが大変だった)遠くは梅田のビル群まで見渡せるほどで、
目の前を何も遮るものがない、スカッとした眺めはホント気分爽快でした。

何か悩みがあったら、ここに来ればスッキリするかも。

思い付きで行ったので一眼レフカメラを持っていなかったことがすごく悔やまれる。
秋季と春季には日没からライトアップされるそうで、
京都市内の夜景、ここからまたぜひ見てみたいなぁ。

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大舞台を見た後は西の展望台へ行き、庭園をぐるりと歩いて回って帰ってきました。
画像中央に見える緑の小高い丘が将軍塚。(将軍塚って本堂にあるのだな)
ホームページには、

往時の偉人達が訪れ、ここから京の都を一望して日本の将来に思いを馳せたことが偲ばれる由緒ある場所です。

とありました。なるほど…すごい。
でもここでなら日本の明るい将来に思いを馳せることができそうな感じ。

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枯山水のお庭は、青々とした紅葉がすごくきれいでした。
秋はまた赤く色づいてきれいなのだろうなぁ。
夜景と紅葉と一度に見られるなんて、すごく良い場所だ。やっぱり混むのかな。

頂上だけあって車じゃな場合アクセスしにくいのがアレですが、
シーズンには京阪バスが出ているようです。

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こちらは無料で行ける展望台からの眺め。
ここからは京都市内の南の方、京都タワーを見ることができたけど、
大舞台からの眺めの方が広がりがあって良かったなぁ。

ご朱印帖を持っていくのをこれまた忘れていたのですが、
お持ち帰り用(というのか?)のご朱印を貼ったら、ご朱印帖が全部埋まりました。

ずらりと並んだご朱印、何だかものすごくご利益ありそうな有り難い絵だな。
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どれも達筆すぎて、どこのお寺だか神社だかパッと見るだけでは分からないので、
今度からえんぴつで薄く書いておこうと思ったのでした。

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。