この数年の私の密かなテーマは、「がんばらない」だ。つい、がんばりすぎてしまうのが私の良いところでもあり、欠点でもある。「がんばる」がデフォルトなので、がんばらない方法が分からない。手の抜き方も分からない。がんばっているつもりはないけれど、なぜかいつもしんどい。
という、まじめな性格に気が付いて、そこからいろいろ試行錯誤した経緯を「わたしは、まじめちゃん。」というZINEに綴った(同じく、まじめちゃん仲間からは、好評である)

それで、自分ががんばらないで済む方法をいろいろ考えて実験している。仕事はだんだん人に任せられるようになってきた。問題は「私自身」。私の身体は常に力が入っていて、ガッチガチ。つまり凝り固まっている。凝り固まっているとどうなるかというと、動きにくくなる。身体が重い、柔軟性がなく、可動範囲も狭い。
それで、もっと自由に身体を動かせるようになりたいと思ってランニングをしたり、ダンスや観音舞を習ったりしているのに、そこで必ず言われるのが、肩に力が入りすぎている、もっと力を抜いて、適当に、だ。
自分で「力を入れている」と思っていないので、 どう力を抜いたらいいのかが分からない。こうなったら私の意識と関係なく、強制的に身体をゆるめてもらおうと思って、整体とか鍼とかに行っている。だけど、長年染みついた癖がすごくて、ほぐしてもらってもすぐに戻る。
で、最近また新たに試したのが、タイのトークセンというマッサージなのか?木槌と杭(くい)を使って身体のエネルギーライン「セン」を振動で叩きほぐす、北タイの伝統療法。
昨日、2回目を体験してきた。
3月中旬に一度試したところだけど、すぐにまた身体が疲れてきた。私はふだん自分で肩凝りを感じることはない。整体などに行って先生に見てもらい、これは相当酷いですねと言われて初めて気が付く。で、こないだトークセンをやってもらったばかりなのに、もう肩凝りが酷い。治ってないじゃない?効果がなかったの?と訝しながら、ひとまず疲れたし、もう一度行こうと思ったのだ(3回プランにしたので)。予約した日までは、いつもより睡眠をたくさんとるようにしたり、疲れないように行動を控えたりした。肩凝りってしんどいんだなと思いながら、ストレッチをした りしていた。
そして、昨日施術をしてもらったら、こう言われた。「感覚が戻ってきたんですね」と。いままでしんどすぎて、痛みを感じることをやめていた身体が、疲れをキャッチできるようになった。だからこそ、これまでは感じなかった肩凝りに気付けるようになった。神経が通うようになったというか。
そうなのか!
疲れや痛みを感じることって、悪いことだと思っていた。
けれど、そうじゃないんだなぁと昨日思った。疲れを感じないと、むしろ自分をいたわることができない。「まだ私は疲れてない」と勘違いして、がんばり続ける。だーかーら、私は過去に肺炎に5回なったのだろう(腑に落ちた)。
そういえば、肩凝りや疲れを感じたからこそ、私はこの数日、ちゃんと寝るようにしていたし、ストレッチもしたし、このトークセンももう一度受けようと思ったのだった。このまま気が付かずに同じように走り続けていたら、また倒れるまで気が付かなかったかもしれない。
大阪の会社に勤めていたとき、毎朝満員電車に乗っていたのだけど、ギュウギュウの電車に閉じこめられて、身動きもできない状態で運ばれることがつらくて、私は何も考えないようにしていた。感じることをやめ、嫌なことを感じないように、感覚をすべてシャットダウン。嫌なことだけ感じないようにしていたつもりが、そのうちうれしいことも楽しいことも分からなくなっていって、遂に会社を辞めたのだけど。
痛みとか、疲れ、怒りとかそういうネガティブなことを感じるのは、なるべくなら避けたいと思っていた。けれど、それは自分を救うすごく大事な信号で、ちゃんと感じないとむしろダメなんだなぁと分かった。

タイのトークセン面白い。
初回で感銘を受けていきなり3回プランにしたので、残り1回。
顔はやってもらってないのに、ほうれい線まで薄くなった。
ちなみに、この「トークセン」がどこのサロンか気になるまじめちゃん仲間がいたら、こっそり教えるのでメールください。
ようやくエディターズ・クラスの紹介ページを作りました(遅)残り4席!ご一緒できる方、お待ちしています!



