以前、京都の街中・三条富小路を
上がったところにあるギャラリーで
「三条富小路書店」という本のイベントが
開催されていたことがありました。
そこを訪れて、棚に並ぶ数々の本や作品に感銘を受け
「いいなぁ、私もこちら側になりたいなぁ」と思っていた。
ギャラリーで本を手に取り、眺める側ではなく
本や作品を作り、出店する側に私もなりたい。
あれから11年、気が付けば、出店する側になっていた。
ライター仲間に誘われて
参加してみたブックイベント「三富2024」。
それが、週末から開催するとのことで
オープン初日に行ったのですが
そういえば、これって私が過去に憧れた
かの本イベントではないか!
と気が付いた(だいぶ遅い)
本や冊子を制作する人たちが
気軽に参加できる発表・実験・販売の場として
2010年にスタートしたという、京都の年末恒例のブックイベント「三条富小路書店」。
今年は春開催となったそうで
名前も変わってて、すっかり私の記憶からは
消え去っていたのですが(知らない間に)憧れのイベントに出店できていて感動。
会場には、91組・総勢100名を超える
クリエイターの作品が並び
本当に自由な視点で作られたzineや
リトルプレス、個性的な本や冊子、
グッズがめじろおし。
たとえば
子どもが折り紙に落書きしたものを
ファイリングしたアートブック(?)
お弁当箱に見立てた箱に入った冊子
(割りばしまでついている)
過去には陶器のZINE(?)まであったそう。
並んでいるあまりに自由な作品を見ていると
凝り固まった概念が、あっという間に壊されていく感覚になったのでした。
自由!
その人が良いと思ったら、それが正解。
他人がなんと言おうと関係ない。
何でもいいんだなぁって勇気をもらえて
ホクホクと気になった本を爆買いしてきたのでした。
私の作品
私は、「わたしは、まじめちゃん。」と、
オンラインショップでは売り切れ中の「文章を書いて、生きていきたい」の2冊
ぐうぜん隣に並んでいたお友だちの太田明日香さんは
これまでのZINEがたくさんならんでいた!
行かれた際には数ある中から探しだし(笑)、ぜひチェックしてみてください。
ライター仲間の北裕実さんは「暮らしのおいしいものイラスト帖」。
そんな楽しい本イベントは、4/28まで。
Yahooニュースでも紹介してもらっています。
【京都市上京区】「え!?これは本なの?」個性的なZINEにも出会えるブックイベントが期間限定で開催中(松田洋平)
会場:ギャラリー&イベントスペース「NEUTRAL」
住所:京都市上京区皀莢町287 堀川新文化ビルヂング2F
期間 :2024年4月13日(土)〜4月28日(日)
営業時間:10:00〜19:00(会期中無休)
おまけ。
会場の「堀川新文化ビルヂング」1階には大垣書店と、おしゃれなカフェが入ってて、もう半日くらいなら余裕でいられそうな素敵空間。カフェでランチしました。おいしかった。