「沙羅を愛でる会」は、6月30日まで。

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2年前、リアルことり会で初めて訪れた東林院の「沙羅を愛でる会」。
今年は義理の両親を誘って行ってきました。

門前にはきれいな紫陽花が満開。

妙心寺内にある東林院は普段非公開で、「沙羅を愛でる会」のほか
お正月には、「小豆粥で初春を祝う会」が催されています。

拝観料は、お抹茶付1,600円、お抹茶と精進料理付5,950円。

 


きれいに手入れされたお庭を通り抜けて中へ。

まずはお抹茶を頂いてからお庭鑑賞です。

沙羅の花をイメージした生菓子と葉っぱをかたどったお干菓子。
小学生以下は拝観料はいらず、当然お抹茶もないのですが、
抹茶大好きな息子、おばあちゃんに分けてもらいおいしく頂きました。

そして振り返ると、苔の上に、沙羅の花がポトリ、ポトリというか、大量に!


沙羅の花は、この日すごくたくさん落ちていて、
「例年より早く咲いているから、月末まで持ってもらわないと困る」
って和尚さんがおっしゃっていました(笑)
 
前回来たときも思ったのだけど、沙羅を愛でること、
和菓子を頂くことも楽しみなのだけど、この和尚さんの説法が、とてもありがたく、
聞くと気持ちが スーッとクリアになっていくような気がするのです。

朝に咲き夕には散る沙羅の花。
与えられた1日のだけの生命を精いっぱい咲きつくす。
そこから、今しかない人生を振り返り、
今日一日を大切に、悔いなき人生を送ろうという気にはなりませんか。

と。今を生きるということにちょっと思いをはせ、説法の最後には、
そこにいた全員で深く息を吐いて、深呼吸。ふー。

東林院を出た後、広大な妙心寺内を散策。 
後ろを歩いていた娘の泣き声が聞こえたので振り返ると、
こけて泣いていた妹を抱っこしたまではいいけれど、
その後、ぶんぶん振り回して、あやしているつもりの息子。 


娘は、たくましく育っています…。

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。