書く文章が変わるということは、世界の捉え方が変わるということ。

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\11月26日から【京都ライター塾】10期生を募集します/

週に1度、同志社女子大学で
「編集技術」という講座を持たせてもらっています。

学生と1年かけて1冊の冊子を
作り上げることで
編集とはなんぞや?ということを
学んでもらう講座です。

ただいま、学生がラフを書き
原稿を仕上げ、写真を決定するという
作業に取りかかっているところ。

なんだかこれはもう、講座というより
本気の仕事をしているだけではないか?
と思えるくらいのハードな作業っぷり。

そんな中、私は学生の書いた原稿を添削しているのですが
回を重ねるごとに、見違えるほど原稿が良くなっていて
驚いています。

とある飲食店の紹介文を、ちょっと読んでもらいたい!

(1)

落ち着いた雰囲気の店内。席からは外の様子が見えないため、他のお客さんを気にすることなく●◆▲店自慢のハンバーグに集中できる空間。オーナーが自ら接客を担当しており、お客さんとの会話が溢れるアットホーム感も●◆▲店の魅力。人気店だからこそ、お客さんを待たせないように早く料理を提供できるように工夫しているそう。すべてのメニューをぜひコンプリートしてお気に入りを見つけてほしい。

このままだと、何のお店か漠然としていて
ちょっと分かりづらいのですが。
私が添削して、その後、
何度かリライトしてもらった原稿がこちら。

(2)

手作りハンバーグが人気の●◆▲店。お肉の配合やミンチに粘り気が出るまでしっかりと揉み込むことで肉汁たっぷりに仕上がっている。SNSで肉汁が溢れる動画が人気を博し、行列が当たり前だが、並んでいる間に注文を聞くなどして提供を早くできるように心がけているそう。白い壁に可愛らしい絵が飾られている店内からは外の行列が見えないようになっているため、落ち着いて食事を楽しむことができる。オーナー自ら接客を担当しており、お客さんとの会話が溢れるアットホームな雰囲気の中、絶品のハンバーグを楽しみたいならここ。

ちょっ!
同じ人が書いたとは思えない変わりようで
びっくりしたんですが!
(めちゃくちゃ頑張ったと言っていた)

分かりやすいし、おいしそうだし、
行きたくなるのは、
だんぜん後半の原稿ではないかと思う。

添削されることで、何が足りないか、
どう工夫すればいいかが分かるので、
それを補うように書けば、明らかに
ブラッシュアップされた原稿となる。

その後、書いてもらった別のお店紹介文は
最初から(2)レベルの原稿に仕上がっていて
これまたびっくりしたのでした。

漠然とした紹介文じゃなくて
すごく解像度の高い、具体的な分かりやすい
紹介文になっていた。

それを読んで思ったのが、
書く文章が変わるということは
この学生の見えている世界も変わったのかなということでした。

世界が鮮明に見えるようになったから
具体的に書けるようになった。

いや書くために必要だから
目を凝らしてみたら、
細かく見えるようになったのか。

とにかく、この学生は書くことを通して
世界の捉え方が変わったんだろうな
と思って、ちょっと感動。

書く技術を身に付けるということは
ぼやけていた世界が、輪郭まで見えるというか
なにか、とてもいい眼鏡を手にすることのような気がしたのでした。

世界が変わってみえる。

こちらの世界はとても美しいし、豊かだと思う。

だから、私はもっといろんな人に
書く面白さを知ってほしくて
ライター塾やサロンをしているのだな。

\11月26日から【京都ライター塾】10期生を募集します/

第10期京都ライター塾の開催日程

1)1月13日(土)9時〜12時
2)1月 27日(土)9時〜12時
3)2月10日(土)9時〜12時
4)2月24日(土)9時〜12時
5)3月9日(土)9時〜12時
6)3月23日(土)9時〜14時(最終回は、対面で京都にて実施予定)

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。