京都市京セラ美術館へ「ポンペイ展」を見にいってきました!

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先日、「京セラ美術館」で開催されているポンペイ展に行ってきました!

美術館があるのは、京都府立図書館や京都ロームシアターなど、文化施設が建ち並ぶ岡崎エリア。

さぞかし人気だろうと思って、チケットは前売券をネットで購入、時間も予約してから会場へ。10時のオープンに合わせて行きましたが、案の定美術館の前はすごい行列で、当日チケットを買う人も長い列。

列が苦手な私は、あらかじめ購入していて良かったー!!と思いました。事前予約さえしておけば本当にスムーズに中に入れました。

当時の暮らしが分かる展示物

ポンペイは、イタリアのナポリ近郊の街。紀元後79年に、ヴェスヴィオ山で大規模な噴火が発生、一晩にして火山噴出物に飲み込まれたところで、古代遺跡に目がない私としては、この展示を本当に楽しみにしていたのでした。

展覧会では、ポンペイ遺跡の膨大な遺物を収蔵するナポリ国立考古学博物館から、モザイク、壁画、彫像、工芸品の傑作をはじめ、豪華な食器、調理具などといった日用品にいたる様々な発掘品を展示。

ありがたいことに、ほとんどが撮影OKだったので、気になる展示品をあれこれ撮影(でもやっぱり実物を見たときの感動は写真では伝えられない)

何千年も前に、すでにこんなに素晴らしい芸術が誕生していたのか…と感動。古代ローマの人たちがどんな風に暮らしていたのか、その様子を見られるのが本当に楽しかった。

私が一番見たかったのは、炭化したパン!!こんな食事をしてたんだなぁ、よく残ってたなぁと思いつつ。古代ローマの人の息遣いが聴こえてきそうなくらい、なんかリアルで、すーごく不思議な感じがしました。

猛犬注意のモザイク。

展示の仕方が面白くて、実際にどんな風なモザイクだったのか、壁に作品を展示してみるというのもあったし、あとはインスタレーションのような展示もあって。こんな風に、足下の床にモザイクがあったりして、実際の感覚を味わえる…!

ある部屋では、「当時、こんな空間だったよ」という再現がされている個所もあって、体験型の展示がすごく楽しかった。ローマ時代のポンペイにタイムトリップしたような感覚。

あとふだんはめったにすることのない音声ガイド。今回は小2の娘も一緒に行っていて「やりたい!!」というので、2台借りてみたところ、これがとてもよかった!作品の横にあると、細かな字で説明が書いてあるプレートを娘は読まないのだけど、それを音声でストーリーにして分りやすく伝えてくれるから、展示してあるものの意味を理解して、娘も楽しく見られたよう。

私は私で、いちいち娘に説明しなくてもよくて楽だったし、私も音声を聞くことで分かる世界があって、なんかすごく豊かな時間になった気もする。展示をより深く理解できてお得みたいな。子どもと一緒のときは音声ガイド有りだなぁと思った。

充実のミュージアムグッズコーナー

それで、展示もすごく楽しくて満喫したのですが、最後のミュージアムグッズのコーナーがまた楽しくて!

猛犬注意のモザイクがキーホルダーになってたので、可愛すぎて思わず購入。Tシャツも可愛いデザインが揃いすぎ。どうしても可愛くて、娘とおそろいのシャツを購入。ミュージアムグッズはセンスのいいグッズが多くて、ここもしっかり見て回って、トータルで1時間半〜2時間くらいの滞在。

最後の最後まで大満喫で帰ってきたのでした!いつか現地に見に行きたいなぁと夢膨らんだ。

ポンペイ展

会期:2022年4月21日(木)~7月3日(日)
時間:10:00~18:00 入場は閉館の30分前まで
会場:本館 北回廊1階
休館日:月曜日

「ポンペイ展」公式サイト

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。