伝わらなくても言い続けることの大切さ。

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戦争が始まってしまいましたね…。

このニュースが飛び込んできた
先週の木曜日は本当に憂鬱で
何にもやる気が起こらなくて
とりあえずスポーツジムにいって
汗を流してました。

は? まだ戦争するんだという驚きしかないです。

ただ、微力でも
誰にも届かなくても
社会に何の影響がなくても
戦争反対ということだけは
言っていこうと思ったりしています。

私はこれまで「分かるわけない」と
口をつぐんでくることが多かったのですが、
ここ最近は、言いたいことは言っていかなきゃと思うようになりました。

言ったところで、
理解されないかもしれない。
理解されないどころか、
非難されるかもしれない。

それでも、
私はこう思っている
私はこう感じた
と伝えていくことを諦めないと決めた。

noteで、私が「私」になるまでお話
というのを書いているんですが

私は子どもの頃、父親に
何か逆らうようなことを言うと
叩かれていたので
「何を言ってもダメなんだ…」
「逆らってはダメなんだ…」
という意識が植え付けられてしまっていて
自分が意見することを
最初から諦めるようになりました。

何を言っても叩かれて終わり。

この無力感から、自分の意見を持つことをやめてしまったのです。

その植え付けられた意識は、
父親に対して、だけに働くわけではなく
人とコミュニケーションをとるとき
全部が全部そういう態度になってしまうのです。

ブラックな案件があっても
クライアントに交渉できない。
(交渉しても無理だろうな)

人を見下したような態度をとる人がいても
やめてくださいと言えない。
(やめてと言っても無駄だろうな)

全部先回りして諦める癖がついていた。
結果、相手はその態度を変えないし
どんどんつけ上がったりすることもある。

嫌なら嫌と言えばいいのに
という人もいるかもしれないけれど
自分が嫌と言う権利があること、
もしくは、嫌と思っていることにすら
気付かないようになっているのです。

「何か言うと叩かれる」環境で育ってきた影響が、大人になってもまだ残っている。この事実に気付いたときは驚愕しましたが。

今でもまだ、なにか言おうとすると無意識の恐怖心が芽生えるときがある。
でも、「この人は叩かないよ」と改めて思うと言えたりします。

今だと、オンラインも多くて遠く離れてるし、安全だなって思ったり。

あとはメールだったら、
すぐに叩かれないから大丈夫と言い聞かせてメールしたり。

私はもう小さな子どもじゃなくて
大人なんだから大丈夫!と思って
勇気を出して嫌だと言ったり。

45歳にもなって、そんな練習をしています。
(書きながら泣けてくるな)

というわけで、
私はいかなる理由があろうとも
戦争反対、と言い続ける、
ということをふと思ったのでした。

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。