「知識がある」と「実行できる」はまた別問題。さとゆみさんの「書く仕事がしたい」読了!

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ライターでコラムニストの
佐藤友美(さとゆみ)さんの著書
「書く仕事がしたい」を一気読みした。

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タイトルは「書く仕事がしたい」だけど
書いてあることは文章術とかではなく、とにかく書いて生きていくための心構えや準備など。

文章力はそこそこでも
書いて生きていく方法がある。
その裏技、コツ、努力の方向性を
あますところなく、細かく、再現できるよう
具体的に書いてあった。

これこそがライターになりたい人
書くことを仕事にしたい人に必要な本じゃないかなぁと思って、読んだあと深い感嘆のため息をついた。

で、さとゆみさんと私を比べるのも大変恐れ多いのだけど…

私の主宰する
書くを仕事に!京都ライター塾
で伝えていることと
この本で紹介されている根底の部分が
ほぼ重なっているように思えて、
私が伝えたいと思っていたことは、間違ってなかったなぁと思って、本を読んでホッとした。

さとゆみさんのライター講座では
「病まずに一生書き続けられる技術を身につける」ことをゴールにしていると書いてあった。

私のライター塾もゴールは「ライターになって幸せになる」だ。消耗せず、健やかに書くことを仕事にするためにはどうすべきか、を伝えている。

ライターになって、売れっ子になっても、病んで辞めていく人をたくさん見てきた。

私よりはるかに素晴らしい文章を書く人がいるのに、なぜ私が原稿料をもらってライターをしているのだろう?と思うことは常にある。

それでも。

病むことなく、文章力もそこそこであっとたしても書いて生きていくためにはどうすべきか。

その答えが、この本には書いてある。

この本を読んで、書いてあることを理解し行動できるなら、ライター塾はいらない。

というくらいこの本には全てが盛り込んであったので、書く仕事に興味がある人はぜひ一度読んでみてもらいたいなぁと思う。

大事なところに付箋をしたら量がすごい

ライター塾はいらないと言いつつ、じゃあなんで私がライター塾をしているのかというと、知識があるのと、それを実行できるかどうかはまったくの別問題だと思っているから。

ダンスの振付が完璧に頭に入っていたとしても
私がBTSのように踊れないのと同じで(笑)

知識と行動が連動していくように
一緒に体を動かす練習をする場が
ライター塾なのかなと思う。

私は学ぶだけじゃなく実際に行動してもらいたいと思っているので、毎回しっかり課題を出す。

インタビューをしてみる。
課題の原稿を書いてみる。
企画を立ててみる。

「これやってみて」と言われるがままにでもやってみて、初めて気が付くことがある。

頭では分かってるけど、できないことがたくさんあると思う。

だからライター塾で実際に体を動かしてもらう、こういうことか!と腹落ちしてもらう。

そのために私はライター塾をやっているんだよなぁって、本を読んで改めて思ったのでした。

学びたい、知識を身につけたいなら、
書く仕事がしたい
を読むだけで、120%大丈夫だし
行動できるなら、どんなライター塾にも行かなくていいと思います。

書くを仕事に!京都ライター塾
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  1. 1月8日(土)9:00〜12:00
  2. 1月29日(土)9:00〜12:00
  3. 2月19日(土)9:00〜12:00
  4. 3月12日(土)9:00〜12:00
  5. 4月2日(土)9:00〜12:00
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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。