京都「長楽館」…2016年2月18日にグランドオープン

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今日は朝から、友人のライターさんに誘ってもらって、
明後日18(木)にグランドオープンする「長楽館」の内覧会へ行ってきました。

長楽館は、私が京都で初めて出会った洋館。
フリーペーパー「ことり会だより」の連載でも取り上げたり、
ことり会のブログでアフタヌーンティーを楽しんだ様子をレポートしたりしていますが、
そんな大好きな洋館がどんな風に生まれ変わったのか?
ワクワクしながら行ってきました!!

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以前はカフェとして使われていたサンルームが「CHOURAKUKAN BOUTIQUE」となり
焼き菓子や手作りの生菓子を購入できるスペースに。2016-02-16-10-24-20
2016-02-16-10-25-38

長楽館長楽館を建てた煙草王・村井吉兵衛にちなんだという、
煙草のパッケージをみたいなギフトボックスが可愛らしい。
そして中は、葉巻型をした焼き菓子という遊び心満載なスイーツ。

パッケージも可愛いし、クッキー600円くらいから、パウンドケーキも2000円前後と
友人へのちょっとした手土産、旅行時の京土産にも良さそう♪

前から素敵だったカフェスペースは壁の色、床、家具など
しつらえが少し変わったのだそう。8部屋あるそれぞれの内装が異なっていて、
好きな空間でお茶を楽しめるというのが、何とも素晴らしい。
長楽館

長楽館長楽館
京都 長楽館
京都 長楽館
京都 長楽館
本日いただいたのは、「クレーム・ブリュレ・グラッセ」
目の前で、スタッフがソースなどをかけて仕上げをしてくれる
「ドレッサージュ」というスタイルで登場。
これがまた特別感があって、なんとも幸せなのです。
京都 長楽館
このクレームブリュレが最初は凍っていて、
食べ進めていくうちにちょっとずつ食感が変わるのも楽しい。

次は、今回のグランドオープンから初めてお目見えするというライブラリーバー。
元は書斎だった空間が、何ともシックなバーになっています。
京都 長楽館
ここで楽しめるのが、マデイラワイン。
名前だけなら聞いたことあるような、でもちゃんと知ったのは今日が初めてなのですが。
マデイラワインとは、ポルトガルのマデイラ島で作られるワインのことで、
このワインは、温度管理が大事と言われているワインの中でもちょっと異端児というか、
ワインに熱を加えることで熟成し、旨味が増すというワインだそう。

つまり、酸化させることでよりおいしくなるということで、
ワインを開けて置いておいても、酸化して味が落ちるというのではなく、
むしろ熟成が増して美味しくなるという(なんか不思議)
ってことで、古ければ古いほどおいしいってことになりますね。

このバーには、マデイラワインが110種もあって、古くはなんと江戸期!
ペリーが来航する3年前のヴィンテージも置いてあるとか。
(ちなみにお値段グラス2万円)
京都 長楽館
で、試飲させてもらいました(*^^)v

香りがものすごく芳醇で、味わい深い。
つまりものすごく美味しかった!(朝から飲んだから余計に!)
コクがあるというか、さらっと飲めるタイプのワインじゃないですねぇなどと話しながら、
ちびちびなめるように味わっていたのですが、
なんと!このマデイラワインのアルコール度数が19%と聞いて
目ん玉が飛び出そうになりました。

ビールが5%くらい、ワインが12~15%くらいだから、ものすごい高い。
いやーそれにしてもおいしい。今度は、チーズと合わせて飲んでみたい。
江戸期のマデイラワインはあれですが、グラス800円~あるので、
祇園で食事した後のバー使いにもいいかも。

円山公園のしだれ桜が満開になる頃、妖艶な夜桜を楽しんでから、
長楽館のライブラリーバーでマデイラワインを味わうとか。
今年の春はそんな大人の楽しみがあるなぁと思ったことでした。

あ、ちなみにトイレも素敵空間なのでぜひ行ってみてください。
シャンデリアや暖炉のあるトイレなんてここだけなんじゃないのと行くたび思います。

京都 長楽館 京都 長楽館

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。