カダナコーヒー…マイベスト珈琲を探して

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ライター、ときどきカフェ店員として下鴨デリに働きに行っているわけですが、

自転車で行くときにいつも気になっていた珈琲ショップに、遂に寄ってみました。

洛北カナート、高野橋の西側を少し下がったところにあります。
「カナダコーヒー・カダナ」って、なんかちょっとややこしい(笑) 
オーナーさんが、カナダに住んでいたことがあったことから名付けられたそう。

この日は、店頭にある焙煎機で前日に豆を焙煎したばかりだそうで。
「いろんな豆がありますが、一番は鮮度です、コーヒー豆も農作物なので」って。
産地別に豆が並んでいました。
「酸味がなくて、コクと渋みが感じられるのが好みで」とあれこれ質問していたら
試飲しますか? と店奥に案内してもらいました。
カフェになっていて、食事もスイーツも楽しめるよう。

ドーナツセットいいなぁ。

人気のエチオピアとメキシコの2杯も試飲させて頂きました!

無料で!いーんですか!?


ただのコーヒー好きの素人なので、違いはよく分からないのですが、

香りと酸味とがかすかに違うような…(笑)

エチオピアよりメキシコの方が好きかなっていう気がしたので、

メキシコの豆(100g 560円)と「コーヒーの教科書のよう」と表現してあった
ブラジルの豆(100g 510円)の2種類を購入。                 

私がコーヒーを味わっている間、オーナーはコーヒー豆をチェック。
焙煎する前と後の2度、欠けた豆がないかとか、
焙煎のムラのある豆はないかとか全部チェックしているそう。
ハンドピックというやつですね。
 
何かもう話を聞くだけで気が遠くなりそうなんですが、
こうして選ばれし豆だけで淹れたコーヒーが味わえてるんだと思うと、ありがたい。

コーヒー豆を粗びきにすると、後口がすっきりしますよ、
でもその分、味は薄く仕上がるので、粉は多めにした方がいいです、とか

粉が細かいとお湯を入れたときにギュッと詰まるので落ちるのが遅くなり
味が濃くなりますよ、とか(カフェオレにするとき良さそう)

豆知識をいろいろお話してくれて、すーごく得した気分。
コーヒー教室も希望があれば開催するそうで、こちらも興味津々。 


それにしても、ちゃんと豆を扱っているお店ってどこもおいしいし、
これまで紹介してきたお店を振り返っても、どこが一番とかよく分からないくらいおいしいし
「マイベスト珈琲」なんて、果たして見つかるんだろうかっていう気がしているんですけど。

でも、いろいろ試した中で思ったのは、美味しいコーヒーって
すごく澄んだ味がするなぁということ。
いいものって、すーっと舌の上でなくなるというか。 
こちらの珈琲もそんな澄んだ味わいでした。 

というわけで、本日は下鴨デリの店員です。
書くべき原稿がたまってて、そんな場合じゃないって気もするんですけど行ってきます。 

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。