自然体でいることの難しさ。

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書くことを仕事にしたい人のためのライター塾
書くを仕事に!京都ライター塾」を主宰する
フリーライター歴15年の江角悠子です。

このコラムではこれからライターを目指す人、
ライターになったけど悩んでいる人に向けて
ヒントとなることを目指して綴っていきます。

よく晴れた先週の金曜日
プロのカメラマンさんに
新しいプロフィール写真を
撮影してもらいました!

自然体のいつもの私を撮ってもらいたいなぁ
と思って、気の置けない
友だちのカメラマンさんに撮影をお願いしたんですが。

カメラの前ではこれがもう…
どうしても「自然体」ができない。

せっかくなら
最大限よく撮ってもらいたいし
でも素を出すのは恥ずかしいし、
どうしたらいいんだ!?

みたいな葛藤が最初はあったんですが
撮られていくほどに
だんだん慣れていくんですよね、人って。

この日はライター仲間3人と
一緒に撮影したのですが
トータル5時間くらいかけて
一人300枚くらい撮ってもらったりすると
ちょっと撮られることに慣れてくる。

撮られ続けていると
最後には、もういいっか!
と開き直るというか。

撮られることが普通になって
気取っている自分が面倒になるというか。

それでもまぁ、
つくづくモデルさんってすごいなぁと思ったんですが。

モデルさんにとっては
撮られることが日常で、
それが当たり前の世界にいる。

私も毎日こんな撮られる生活をしていたら
いつか慣れてカメラの前でも
自然体でいられるようになるんだろうなって思いました。

で、書くことも同じだなぁって思ったんです。

自然体で書きたいけど書けないという人は
撮影に慣れていない私のように
書くことが非日常だから。

たまに書くと
やっぱりいい文章書きたいと思って
肩に力が入ってしまうし、
恥ずかしいし、
普段の自分を出すことができない。

でも、毎日毎日書くことが
当たり前になっていたら、
自然体で書けるようになるのかなぁって。

書きつづけるほどに自然体で
肩の力がぬけた文章が書けるようになる。

なんか気合いの入った文章って
たまに読むのしんどかったりするけれど
自然体の気取らない文章って
スーって読めたりしますよね。

自然体で書きたいと思うなら
書くことを日常にしてしまうことが
手っ取り早いのかなと思いました。

思えば私はずっーと
日記を書いていたし
ブログも書いているし
書くことが日常なので
カッコつけてる暇がないというか。
素で書けるのかもしれないなと思います。

自然体でおしゃれしたいなら
おしゃれすることを日常にするとか。

自然体でスピーチしたいなら
スピーチすることを日常するとか。

それを日常にすると
自然体になれる、みたいな。
なんかそんなことを考えた
プロフィール撮影だったのでした。

でも、いつか自然体で撮ってもらえるようになりたいなぁ。
写真にこう写りたい!
かわいく撮られたい!
自意識過剰なのは分かってるけど
どうしようもない(笑)
ありのままの自分を受け入れるって難しい…。

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。