ウワサの京都BALに行ってきた。

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中耳炎が一向に治らず、耳の奥でウワンウワン唸ってるような感じが
1日中続き、不快感が拭いきれず。

昨日は夏バテか、倦怠感がものすごく、息子を小学校へ送り出し、
娘を保育園にやったあとソファに倒れ込むようにして眠ること3時間。
夫が用意してくれた昼食を食べて、午後から布団で寝ること2時間…
しっかり寝たら、ようやく起き上がれるまでに回復。

体力…体力をつけないと。
ヨガやりたいとか、なんか習い事したいとかいいつつ、今年も後半戦、9月突入。
——

さて先日、四条烏丸で打ち合わせがあり、早く終わったので、ウワサのBALに寄り道。

(一度出かけたら交通費の元を取るべくまとめてあちこちへ)



セレブでハイソな感じのお店が多くて、私、浮いてるかも、
でも無印だけは私も馴染めるはず…と思いきや
無印良品のお店の品揃えもなんだかセレブリティー。
いやでも、すごく良かった!
あと一番行きたかったお店は、トゥデイズスペシャル
ロゴ入りのマグカップが可愛かった。
それに丁寧な暮らしが叶いそうな雑貨の数々。買い占めたい。
BALでは魅力的なお店に目を奪われたのはもちろん、
トイレに入ったらこんな素敵なコーナーがあって、さらに目が釘付け。
敷地も広くなって、お店全体に余白が多く贅沢な造り。
そして最後に寄ったのが、丸善。
ここに丸善が復活したのが何より嬉しく、梶井基次郎の檸檬を確認しつつ、
文具コーナーで新たなる取材ノートを物色。
 
月光荘スケッチブックを長らく使っていたのだけど、
気分転換にロルバーンのポケット付きメモ帳(写真右)に、
そして、この度丸善で見つけたのが、ロイヤルカレッジ・ギルフォード

私が取材ノートとして欲しい機能というかスタイルは、
リングになっていて、紙はラインではなく方眼になっているもの。
表紙・背表紙にしっかり厚みがあって、立ったまま書く場合に
下敷きの役割を果たしてくれるもの。

ロルバーンはリングの部分にボールペンを差せたのがすごく気に入っていて

ポケットも付いていたので、取材にもらった資料をサッと入れておくのに便利だったけど、
ギルフォードはそのどちらも無理。
でも表紙がしっかり厚く、ロルバーンより一回り大きくて書きやすそうな印象。

さらには、ギルフォードはキョクトウの商品だということが分かり、それが嬉しくて。
子どもの頃、母親に極東のノートを買って来てほしいとお願いしたら、
もうこのノートは売ってないんだって(倒産したのか…?)、と言われ、

子どもながらに極東のノートが書きやすくて好きだったから、もう使えないんだと思うと、
すごく残念だった思い出があり。でも、またここで出合えるとは、期待大! 

しばらく続きそうな取材三昧の日々も楽しく乗り切れそう…ってことで。

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。