卒乳、その後。

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お盆休み、帰省をきっかけに挑戦した卒乳ですが…
結論から言うと半分成功、半分失敗という感じになっています(笑)

卒乳3日目の晩。
初日から寝かしつけは夫に任せていたのだけど、夫、連日の寝不足続きのせいか
この日は夜中に娘が泣き叫んでも起きる気配なし。

仕方なく私が抱っこすると、娘はおっぱいを欲しがるわけでもなく、
あっさりまた寝てくれて、びっくり。

これまでは夜中にいったん起きるとおっぱいを飲んだり、やめたり、
また飲んだり、やめたり…を延々(ときには2時間以上)
繰り返さないと寝てくれなかったのに、
こんなにもあっさり寝てくれたのは初めて!
 
卒乳したことで、娘もぐっすり寝られるようになったのかと思うと、
それまで揺れ動いていた私の気持ちもようやく
「これで良かったんだ、
もう本当に終わりだな」「卒乳しちゃったな」と、また涙。

…したまではよかったのだけど、娘、1時間後にまた目を覚まし、
今度は、抱っこしても、お茶をあげても、オムツを替えても泣き止まず。
明け方まで頑張ったものの手におえず、気持ちよさそうに寝ている夫を起こしてタッチ交代。
夫が、いつもならすんなり寝てくれるおんぶ紐に入れてもなお、泣き続ける娘。

それを見て私はもうお手上げ状態。
「もう、おっぱいあげていいよね?」と夫に確認すると、
仕方なしという感じで頷いてくれたので、ここで授乳。
夫には「次、卒乳するとき俺は何もしないから!」って言われたけどね!
ま、そうだよね、これまでの努力を台無しにしてしまったんだものね!

そしてなんだろう、この挫折感。
あんなに授乳を再開したかったのに、
いざあげてしまうと罪悪感というか、敗北感というか。 



(日中は、機嫌のいい娘)
卒乳すれば、夜中にまとめて寝てくれるかと思いきや、
卒乳したことで、前より大変な展開になるなんて、そもそも卒乳する意味あるの? 
私はただ夜、起こされることなく寝たかっただけなのにー。 

ってことで、とりあえず私の安眠を確保するため、
夜中、娘が泣いたら授乳して泣き止ませる。
日中は、授乳しない。
ということで、今落ち着いています。

しばらくは「卒乳に失敗したダメ母」と思って落ち込んでいましたが、
友だちが「それは卒乳の第一段階が成功したんじゃない」と言ってくれて
とても救われた気分に。あくまで前向きに。

そうだそうだ、一気にやめなくても徐々にやめればいいんじゃない。
なんで私そのことに気が付かなかったのだろう。

授乳再開したらまた夜中に何度か起こされて、
また振り出しに戻ったなと思っていたら、6日目の晩、娘は、なんと!
まとめて5時間寝てくれたのですよ(娘にとってこれは奇跡)

明け方に1回授乳しただけで、あとはずーっと寝てくれて、
でもただの偶然かも、と思って翌晩ドキドキしていたのですが、
なんと、今度はまとめて6時間寝てくれたのですよ!

そして、卒乳開始から1週間。
私の身体が作る母乳の量も減って私の気持ちも落ち着き
あんなにも旺盛だった食欲が落ち、気持ちも身体も
ちょっとずつ卒乳を受け入れられる態勢になってるような気がしています。

完璧なる卒乳の日がいつ来るのか。
理想は、娘本人が「おっぱいバイバイ」といってやめてくれること。
その日が来るまで、私は私なりのやり方で卒乳にトライしてみようと思います。

1人目がまだ小さかったとき、抱き癖がつくと言われて、
思い通りに抱っこできなかった苦~い思い出があるので、
あれ以来、私は、私が良いと信じる道を進んでみようと思っているのです。 

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。