よく晴れた金曜日。6年生の息子、小学校最後の運動会。コロナウィルスのせいで、全学年一斉にすることは叶わず、2学年ごとに時間を区切ってする運動参観。
息子は午後からで、100メートル走、リレー、ダンスの3種目。
いつもは保育園に行かせている娘も、お兄ちゃんの晴れ姿を見せてあげようと午後からお休みして、一緒に見に行く。
写真も撮りたいし、動画にも収めたいし、生で直に見たいし。運動会は忙しい。ためしに娘にスマホで動画を撮るのをお願いしたら、すごく上手に撮っていた。
100メートル走、息子は2位。リレーでは、断トツ先頭を駆け抜けていた。
あとで娘が撮った動画を見直してみたら、娘が「にいに!にいに、がんばれ〜、にいに。にいに〜!」って小さい声で応援している声まで録音されていて、めちゃくちゃ可愛かった。
6年生の見せ場、最後のダンスは5曲くらい踊っていたかな。運動場を裸足でかけまわり、体操服を砂だらけにして踊っている。
素晴らしい。一生懸命に踊る姿に感動した。
…したんだけど、同時に「わー、私が小学生のとき、砂まみれになるのも裸足で運動場歩くのも嫌だったなぁ」ということをふと思い出した。なんで裸足になるんだろう。裸足の意味…とか思って複雑な気持ちになった。子どもが小学校に行くようになって、「私、子どもの頃、学校嫌いだったんだよなぁ、大人になって、もう行かなくていいから、よかった」と心底思う。
晴れて、暑いくらいの秋の一日だった。