【ライターお悩み相談室コラム】小説家の寒竹泉美さんの「エッセイ書き方講座」を受講!エッセイの書き方、肝は「自分の気持ち」

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書くことを仕事にしたい人のためのライター塾
書くを仕事に!京都ライター塾」を主宰する
フリーライター歴14年の江角悠子です。

このコラムでは、ライターを目指す人や文章を書きたい人のヒントになるようにと願って、私の経験や気付きなどをつづっています。

先週末、お友だちで小説家の寒竹泉美さんの「エッセイ書き方講座」を受講してきました。一度ちゃんとしたエッセイの書き方を習っておきたいなぁと思ったのです。

私がライターになる前、一番憧れていた仕事がエッセイを書くことでした。

エッセイは取材もしない、インタビューもない。ただ自分の身の回りで起きた出来事を書きつづるだけでいい(と、思い込んでいた)。サクサクと読みやすい文章であればあるほど、「自分にも書けるんじゃないか」という錯覚を起こしてしまっていたのです。

が、いざライターとなり、憧れのエッセイを書くという仕事をしてみると、インタビュー原稿を書くより、何十倍も大変でした!!!

そのときは、編集者に何度もダメ出しをされ、それでも食らいつくようにして書き直し、2年間なんとか連載は続いたのですが。エッセイの何が難しいって、講座の中でも寒竹さんが言っていたエッセイの肝「自分の気持ち」をつづるということでした。

例えば、レストランで料理を食べて、「おいしい」と思う。でも、ただ「おいしい」と書くだけではエッセイとして成り立ちません。

おいしいの中にも、うれしくて興奮する気持ちのときもあれば、悲しくてつらい気持ちのときもある。

エッセイには「おいしい」と思った奥にある自分の心の動きを書く必要があるのです。

今回受けた寒竹さんの講座の中ではこんなワークもありました。

おいしいものを食べて、次のような気持ちになるのは、どんなときですか?という気持ちを書き出すワークです。

Q.おいしいものを食べて、悲しい気持ちになるときは?

たとえば、法事で食べる懐石料理。

私の妹は事故で亡くなっていますが、妹の法事の何回忌かで家族が集まり、料理を食べるとき。
料理としてはおいしいのものが並んでいるのかもしれないけれど、やっぱり悲しい。

Q.おいしいものを食べて、いとおしい気持ちになるときは?

たとえば、息子が作ってくれるかき氷。

ただ氷を削る、料理ともいえないものだけど、あの赤ちゃんだった息子が自分でかき氷を作れるようになるなんてと
いとおしく思う。

などなど。

エッセイの肝はとにかく、気持ちや発見、気付きを書くことだよ!と講座では教えてもらいました。

自分の気持ちがどう動いたかなんて、日常の中で考えることはほとんどないので、いざエッセイを書こうとするとココが分からず、本当に苦労したのでした。

私は本当は何をしたいか?
自分はなぜあのとき怒ったのか?
どうして感動したのか?
何がうれしかったのか?

なぜ?どうして?

ここを分かった上で、いろんな人のエッセイを読むと、確かにそうなのです。

作家さんが、その人ならではの視点での気付き、発見、気持ちを書いているからエッセイは面白いし、読んでいる側にも気付きがあり、学びがあり、読んでスッキリした気持ちになれたりもするのです。

講座の資料には「エッセイはおしゃれな文章を書くジャンルではないよ」と書いてあり、エッセイストに憧れていた過去の私に一番に言ってやりたい言葉だなとしみじみ。

もしあなたがエッセイを書きたいと思ったら、「自分の気持ち」にフォーカスしてみることをぜひ意識してみてください。私も日々自分の気持ちにフォーカスする練習をしていきたいなと思います。

ちなみに、過去に書いたエッセイは下記のサイトから読めます。

※左端の日付をクリックすると、その月のエッセイが読めます。

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。

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