服部みれいさんの「あたらしい自分になる本」…私の人生に影響を与えた本

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ブクブク交換会で、当日私が持っていった本の紹介です。

「人生に影響を与えた本」というのは、私が考えたテーマ。
他の人のそんな本の話が聞けたら絶対面白い!と思って。

私が用意したのは、服部みれいさんの「あたらしい自分になる本」
服部みれいさんは、編集者であり文筆家であり、「マーマーマガジン」という本の編集長もされている方。

この本は、みれいさんが病気などをして仕事もうまくいかず、人生のどん底にいた頃、
何とか自分を人生を良くしようと試したあらゆることの体験が、具体的に紹介されています。

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みれいさんが実際にやってみて私はこうだったよ、こう思ったよっていうのが、例えば、冷えとり健康法だとか、アーユルヴェーダ、ホ・オポノポノ、アフォメーション、部屋の大浄化、布ナプキン、食事についてなど。

口語体で分かりやすく書いてあります。
私はこの本を読んでから、人生が180度変わったってことはないけれど、興味のあることに取り組むようになって、ちょっと人生変わったなって思ったので、この本を推薦。
この本は2012年6月に買ったんですが、この時以来私変わったなって実感してるので、買った年月まで覚えてしまっているという…。

ゆるーく冷え取りをしたり、朝起きたら白湯を飲むようにしたり、布ナプキンに替えたし、確実にこの本を読んでから新しい習慣が加わり、今でも続いています。

何がどう変わったか、まぁよく分からないけど、気持ち的には良いようになったって本人が思っているので(笑)

ちなみに山田ねーさんにはちっとも響かなかったようで、本を手に取ることもなかったけどね!(笑)

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「手紙」というテーマは、山田ねーさんから。
手紙の本、でまず思いついたのが、村上春樹の「ノルウェイの森」
主人公と女の子が長ーい手紙をやりとりするのが印象的だったので。

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村上春樹の文体は好き嫌い分かれると思いますが、
私は基本ファンながら、中でも好きな本と、これ無理だなってのがあるので、まぁそれはそれで。

ノルウェイの森は、37歳の「僕」と直子という2人を軸に話しが進んでいきます。
直子は、高校生の頃、「僕」の友人キズキと恋人だったんですが、そのキズキは自殺。
その後一旦は疎遠になった直子と僕が、大学生になって再会。

2人は付き合いだすのですが、20歳のときに直子は突然僕の元を去ります。
で、あるとき僕の元に手紙が届くのです。今は、京都にある精神病の療養所にいると…。

この主人公の「僕」は、すごく繊細でなんというか細かくいろいろなことに気付ける人だと思うんですが、
それを表現する村上春樹の文章が私は好きです。

実際にこんな人がそばにいたら、嫌だなって思うんだけど、物語の中ではすごく素敵(笑)
私もこんな長い素敵な手紙ほしいなぁと思いながら読みました。

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「着物」というテーマは、辻ちゃんから。
で、わたし着物に関する本がちーっとも、これっぽっちも浮かばなかったので、
苦肉の策で、松本清張。理由は、着物を普段着としていた作家さんということで。

松本清張のことはこのブログでも何度か紹介していますが、本当に読みだすと止まらない。
つい先日もふと手にした本が止らず、仕事を後回しにし、読み終えてしまったのでした。

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松本清張の小説は長いモノも多くて、ものすごい作品数なので、
どれから読もうか迷ったとき、この本に出会いました。

ミステリー作家・宮部みゆきさん(この方の本も面白い!)のセレクトする松本清張、
しかも短編集…すぐ読めるっていうので、上中下と3冊あるのですが、全部購入して
あっという間に読んでしまったのでした。

松本清張ってドラマとかで見たことあるって言う人、ぜひ一度小説を読んでもらいたい。
松本清張の話が面白いのは、携帯電話とかないあの時代背景があるからで
ドラマとかで現代版に直されているのは、面白さが半減。
原作、読んでみてください!

…と好きな本について書いていたら、すごく長いブログになってしまった!

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ブクブク交換会レポート

先日の3連休のさなかに行われたことり会主催の「ブクブク交換」。
そのときの様子を、山田ねーさんことり会のブログに紹介!

ブログには爆笑する私の姿が(笑)
何をそんなに笑っていたんだろ。

とにかく笑顔の絶えない、楽しい会となりました!

そして、会場を貸してくださったFIELD LABOのサイトでもその様子がレポートされています♪
こちらはもう「ことり会」4人目のメンバーともいえる、センムが担当。

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あ、ことり会セレクトのお菓子は、こちらでした。

澤正さんのそばぼうろ

そばの風味といい、口当たりといい抜群。
1袋500円と手頃なのもいい感じです。

「そばぼうろ」というのは、こちらの初代が考案されたとかで、
登録商標もこちらのお店でされているそう。元祖ってことですよね。

UCHUさんの落雁

見た目も可愛らしいし、おいしいし、今回のはまた違うけど、
ほかにジャスミン茶、ほうじ茶、抹茶、チャイと、変わったいろいろな味が楽しめるし、
で、今とっても気になるお店。

天然フルーツのおいしさをそのまま和三盆糖につめ込んだ、オリジナル落雁とか
京都の風景をデザインした落雁なんかも試してみたい!

こちら、参加された方にも好評でした~。

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最後にこの日集まった本たち。

参加者の方には、私と同じく、というか、私なんかよりしっかり冷え取りをしている方がいらして!
その方が持ってきていた「冷えとりガールのスタイルブック」(左下の黄色い本)とみれいさんの本を交換。
うれしい。

「ブクブク交換」がすごく楽しくて、次もまたしたいねーなんて言っていたら
うれしいご縁があって、年内に2回目を開催することが決定!

詳細はまたこちらで。

皆さんもオススメ本あったら教えてください★

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。