念願の、薪ストーブのある暮らし。

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我が家は、築37年。昭和に建った古い家で
すきま風がぴゅーぴゅー吹いて、冬は本当の本当に寒い。

どれくらい寒いかというと、朝起きたら部屋の中が2℃、3℃のときなんてざらだし、
6畳一間の狭い部屋で、エアコンつけて、アラジンストーブつけて、ファンヒーターをつけても
なお寒くて背を丸めて過ごすというくらい(節電のご時世に…)
外との温度差がないので、結露さえしないという。 

そうして昨年初めての冬を終えたのですが、
そのとき思ったことは、いつかは我が家にも薪ストーブがほしいなぁということ。

で、数年後くらいを想定していたけれど、この冬の寒さに耐えかねて、
もう何でもいいから薪ストーブ最優先!
ということで、本当に我が家に薪ストーブがつきました。 
(まさか、今年つくと思っていなかった!) 

 

こんな感じ。

我が家にとって薪ストーブは相当!贅沢な買い物でしたが、
寒いと生きていく気さえしなくなってしまうので、付けることができて、
本当によかったなぁと思っています。ホント。

息子も冬は寒くていつも不機嫌でよく泣いたりしていたのですが、
それがなくなったのもよかった。

で、少しでも節約するため、レンガの土台は、夫の手作り。
ホームセンターでレンガを300個くらい買ってきて、せっせと作っていました。 

 

薪ストーブって何が一番大変かというと、燃やす薪を用意すること。
その薪も、木を切って薪にしたらすぐ使えるというものではなく、
2年くらいしっかり乾燥させた薪でないと、水分の残った薪は燃えにくいし、
煙突の中もよごれやすいということで。

かといって…2年前から薪を用意しているわけもなく、今年は購入することに。

この薪がまた、石油とは比べ物にならないくらい、相当お高く、
我が家はホント、この薪ストーブのために働いているんではないか?という気さえします。

ひと冬に、だいたい4トンくらい必要なんだそうですが、4トンとか言われても全然ピンとこない。
写真の薪は、軽トラで2.5台分くらい。今年は軽トラ4台分購入して、約10万ほど。ふー。

でもその価格も、縁あってすごくいい人に譲ってもらったので
かなり上質な薪の上、とても安くしてもらっていると思います。 

2年後の薪は、これから田舎の木を切り倒し準備していく予定。
長~い目で見れば、エコなわけです。 

最初は、薪の上手な燃やし方が分からず、「薪ストーブ、思ったほど暖かくない!高かったのに!」と
残念に思っていたのですが、薪ストーブ歴40年のベテランの方に、燃やし方を伝授してもらったら、
燃え方も、部屋の暖まり方も全然違う!

ポイントは、薪の置き方、空気の流れ方をうまく調節すること。
それが上手にできれば薪が長くよく燃えて、室温も上がるということが、
ちょっとずつ分かってきました。 

それでも、薪がしっかり燃えるようになるまで1時間くらいはかかるので
石油ストーブも併用しています。

設置した薪ストーブは、料理ができるようになっているB-TOPというもの。 

というわけで、最近のお楽しみはストーブの上でするいろんな料理。

おでんを煮込んでみたり。

ピザを焼いてみたり。

ホットワインを作ってみたり。

こうして火のある暮らしをしていると、
昔のおくどさんなんて、
すごく大変だったんだろうなぁと思ったり。

カチッとひねってすぐ火が付くガスコンロの有難みを感じたり。
小さい頃、火でお風呂を焚いていたという母親は、薪を燃やすのが妙に上手だったりして。

これも私の憧れる、「丁寧な暮らし」への一歩かもしれないなぁと思いつつ、
ちょっとずつ、薪ストーブのある暮らしを楽しんでいます。  

今回薪ストーブをつけるのにお世話になったのは、京阪エンジニアリングというところ。
興味のある方は、ショールームもあるのでぜひのぞいてみてください。

 

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。