連載エッセイ(09)「世界で一番悲しい歌」

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子どもの頃から今もずっと、私の父は朝晩、毎日お経を唱えています。

寺の娘である私にとって、それは日常だったのですが、小学生だったある時、
友達が朝、家まで迎えに来てくれて、 お経を唱える父の声を聞き、
「誰か死んだん?」と恐る恐る聞くので、 あぁ、これはうちだけなのかぁ、
とそのとき初めて気が付いたのでした。

そうやって聞き慣れていたはずのお経でしたが、
妹のお葬式では、本当に本当に嫌な、
呪いをかけるような呪文のように聞こえてきて…。

そんな、私が感じたお経にまつわることなどを書き綴っています。

※エッセイは、画像をクリックすると拡大します。

妙心寺発行:月刊誌『花園』12月号(2011.12.1)掲載

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。