私のせんせー奮闘記(16)〜後期の授業がスタート!

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「編集技術」を教える大学の授業、9月末から後期がスタートしています。

2年目なので、昨年やったことをたどればいける!ちょっと楽できる!と思っていたのが大間違い。そんなことは全然なかった。授業を受ける学生が変われば、やることも全然変わってくるし、人数も増えた分、むしろ昨年より難しさが増している。

相変わらず、悩みながら授業を担当しています。

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文章を書くということ

先日の授業では、夏休みの間に取材を終えた学生たちに、インタビュー原稿をどう書くか?ということを伝え、それぞれ書いてきた原稿を添削していった。

今回の原稿は主にお店紹介の記事となる。

料理が「ボリューム満点」とは、どんな風にボリューム満点なのか?お皿をはみ出すぐらい肉が大きいのか?
「ヘルシー」とはどうヘルシーなのか?野菜たっぷりなのか、カロリーが控えめなのか?
「落ち着いた雰囲気」とは、どんな風に落ち着いているのか?築100年の古民家で懐かしい雰囲気で落ち着くのか?それとも、こぢんまりとした空間でBGM もなく静かな空間だから、落ち着くのか?

15人分ほどの原稿をみんなの前で読み上げながら、添削。一つひとつ例を挙げ、ここはこうしたら、もっと伝わるんじゃない?ということを伝えていった。

「この文章で何が伝えたかったの?」と口頭で聞くと、文章には書けていなかった、良い情報がたくさん出てくる。言葉では「こんなお店で、こんなところが印象的だった」と、どの学生も流ちょうに話す。じゃあ、「それを書いたら良いんじゃない?」と言うと、自分で話しながらも「あ、そっか!」という顔をしている。

この授業をしていて思ったのが、頭の中の情報を、どう伝えるか、どう文章化するか?ということは、訓練がいるのだなぁと思う。

原稿の書き方初歩

この日、学生向けに伝えた原稿の書き方。

文章を書き慣れている人には、初歩すぎるかもしれないけれど、書き慣れていない人がいきなりパソコンに向かっても文章は書けない。書くのは本当に最後の最後な作業なのだ。

慣れてくると、書きながら頭を整理するということができて、書きながら、書きたいことが見えてくるということもあるけれど。

まずは(1)(2)(3)の作業をしないことには書けないと思う。

授業を終えたあとの感想。

自分で書いていると全部知っていることなので、書かなくても分かるだろうと思っている部分があった。何も知らない人が読んで分かる文章って難しい。

朱入れを見て、自分が主観的、感覚的に書きすぎていて、読み手のことを考えられていなかったのかなと思いました。

具体的に書くというのはとても大事だなと思いました。

 

次に上がってくる原稿が楽しみだぁと思いつつ。書く楽しさも伝わっていたら良いな。

今月開催の「ライターお悩み相談室」残席1となりました!

と、こんな私が主宰しているのが、ライターさんや書きたい人の相談にのるという「ライターお悩み相談室」です。今月末に開催する「第15回ライターお悩み相談室」は、残り1席となりました!

イベント詳細

日時:10月23日(水)14時〜16時(13時40分〜受付開始)
※ランチタイム12時50分〜13時30分
場所:保存食lab(京阪出町柳駅から徒歩4分)
ゲスト:ライター、編集者の浜田綾さん
参加費:2,000円+1ドリンクオーダー(ランチ希望者は3,200円+1ドリンクオーダー)
定員:6名

申し込みはこちら

 

これからライターになりたいという人や、すでに本を出版している人まで、いろんな人が参加してくれる会となっています。初めましての人もどうぞお気軽に参加してみてください!

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。

\「ライターお悩み相談室」を開催/

フリーライター歴12年のわたくし江角が、毎回違ったゲストを招いて、ライター業に関するさまざまな疑問、お悩みの相談にのっています。次回は、2019年10月23日(水)開催です!

お知らせ

月刊マガジン「京都くらしの編集室」(有料)を書いています。京都で活動するフリーライターのここだけの話。短いエッセイや日々の気づきなどを綴っています!