「第2回インタビュー講座」ほのぼの終了しました!次回「ライターお悩み相談室」も参加受付中です!

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先日、保存食labで開催した「第2回インタビュー講座」、今回も楽しく終了しました!

そのときの様子をちらっとご紹介。

少人数でほのぼの開催「第2回インタビュー講座」

撮影はデブ子デラックスさん。いつも素敵な写真をありがとうございます!

インタビュー講座では、まず参加者の皆さんに自己紹介をしてもらいます。初めてお会いする方がほとんどなので、どんな人が参加しているのか、お互いの顔を見てお話することで、場が一気に和むような気がします。

前回のインタビュー講座では、ありがたいことにキャンセル待ちとなり、参加できない方がいるなど心苦しくて、もっと大人数で開催してもいいんじゃないかなぁと思ったりしたのですが、この日、前回より少ない人数で開催してみて、あらためて私はこんな風にこぢんまりとした会が好きなんだなぁと感じました。

私は内向型であり、HSP気質(ひといちばい敏感な人)だということに最近気が付いたのですが、だからこそ、その場に一人でも楽しめていない人がいるとものすごく気になるし、そこにいる人みんながみんなリラックスしていて、誰もがその人らしくいられる場で初めて安心していられます。

今、ライターのことを学べる場はたくさんあるけれど、大教室でみんなで一気に学べる講義形式ではなく、こぢんまりと、みんなの顔が見えて、一人一人の発言が大事にされて、そういう場で落ち着いてライターのことや編集のことを学べる場を作っていきたいなぁと、今回、いっそう強く思ったのでした。

そんな思いをつらつらnoteにも書いてみました。

まったり穏やかな雰囲気の場を作りたい。

保存食labの美味しいドリンク&おやつ

インタビュー講座の会場は、お友達・なほちゃんのお店で出町柳にある「保存食lab」。料理上手ななほちゃんに特製おやつ「ココナッツとジンジャー柑橘風味」を用意してもらいました。

ドリンクはこの中からお好きなものを。この日は旬の「かぼすソーダ」が人気でした。こちらもクッキー同様に自家製。しっかり酸味があって、フレッシュでおいしかった〜!!

おやつをいただきながら、まずは私の講座からスタートです。

前半は座学「インタビューとは」

インタビューのやり方は、媒体によっても記事の内容によっても違ってくるし、人によってもやりやすい方法というのがあると思うので正解はないと思うのだけど、基本でおさえておきたいことはあって、その基本となるインタビューの流れについて話したり。

あとは、インタビューをする人の姿勢、あり方も大切だと思っていて、そうしたことを私の用意した資料を元に1時間お話。

ちょっとしたことなんだけど、ここができていると、インタビューされる側にとってもすごく楽だったり、話しやすくなったり、深い答えが聞けたりすることもあるので、なんかもう伝えたいことがありすぎて、もう少しこの講座の時間を増やしたいと思うなど。

後半は、インタビュー実践タイム

 

前半でインタビューをするときのコツをお話しているので、後半はそれらを参考に、実際に皆さんにインタビューをしてもらいます。インタビュー前には事前準備として、あらかじめ質問を用意しておくことも大事です。

が、ここではひとつの質問をして、返ってきた答えから、次の質問を投げかけるという練習が出来るように、あらかじめ一つのお題を決めておきました。

お題とは、どんなライターでありたいですか。この質問から、始まる1人5分のインタビュー。意外と長いと感じたり、あっという間だったと感じる人もいたり。インタビューでは、楽しいおしゃべりができたかどうかではなく、限られた時間の中で、きちんと原稿に書けそうな素材を引き出せるかどうかが重要です。

実践ではインタビューの練習ができることはもちろん、他の人がインタビューする様子も見られるので、その質問いいなとか、これは真似したいなとか、いろんな気付きが得られると思います。

インタビューをしたことがない人も、経験がある人も、「もうここは練習の場、あえて失敗する場だと思って開き直ってやってください」と始めに伝えます。あとは、ここで経験したこと感じたことを本番で生かせてもらえたら、それが一番いいのではないかと思います。

参加者の皆さんの感想

今回、「ライターお悩み相談室」に参加された方が半数いて、実践編も知りたくなり参加してくださったとのことで、これがとてもうれしかったです。

わかばさんは日本語教師・ライターとして活躍されている方。

後日、こんな感想もいただきました!

ある取材で、とっても不機嫌な方がいらしたのですが、講座で不機嫌な方への対処法を伺っていたので、最後まで取材をすることができました!しかし、やはり相手の雰囲気に飲まれてしまいました。正直パニックでした。反省です。今後も経験を重ねて淡々と取材ができるようになりたいです。2件目は練習のときのように深くお話が聞けました!インタビューの楽しさ、再確認しました!

インタビューに行くと、本当にいろんな方がいらして、9割は本当にいい方ばかり。でもたまに、ものすごく不機嫌な方がいて、そのときは本当に取材がしにくい…。

講座では、そんなとき私がどんな風に取材しているかもお伝えしたのでした。これはインタビューの技術というよりは、もはや心理学に近いような気もする。すぐにできるかというと、なかなか難しいかもしれないのですが、知っているだけでも気持ちは違うはず。実践が役に立ったようで、こちらもよかった!

デブ子デラックスさんは、初期からライターお悩み相談室に参加してくれている方ですが、今や、いろんな媒体で記事を執筆する売れっ子に!もう来なくてもいいのでは?と思うんですが!

★1つの媒体で細々とやってきたノウハウを照らし合わせて、大きくズレていないことが分かり安心した。他の参加者の方のインタビューを拝見して、自分なら?というケーススタディができた。企画書の実物を見せていただけたことも良かった(Tさん)

色々な人のやり方などもきけた。インタビューの準備や、やり方をあらためて学ぶことができた(ライターの二木繁美さん

二木繁美さんからも、後日こんなうれしいメッセージをもらったのでした。

昨日聞いたこと(聞いた話から広げて行くところ)を踏まえつつ取材に行ったら、いつもより深い話が聞けました!前もっての下調べの大事さも改めて感じました。さらにもう一軒は、他記事で触れてないと思われることも聞けました😆とても参考になりました。日々勉強です。

返ってきた答えから、次の質問をしていくというのは、自分が相手の言っていることを理解する上でもとても役立つし、重ねて質問をすることで、こちらが思っていないような深い答えや「思い」が聞けたりするので、私はよくやっているのですが、後日感想をもらって、ここをもうちょっと深堀してもいいのかもしれないなぁと思いました。

インタビュー講座をしたあとは、やっぱりそれをどうやって原稿にするか?ということが皆さん知りたいことのようで、アンケートにもそんな意見がチラホラありました。

次回は、インタビューのやり方と原稿の書き方を合体させた講座ができたらいいなぁ。これはやるとしたら、1日がかりの講座となりそうだけど、私も自分の書き方を棚卸しする意味でもやってみたい。

次回「ライターお悩み相談室」の開催は10/23(水)

さて、実践を交えた今回の「インタビュー講座」とはまた違いますが、ライターに関するあらゆる相談にのる「ライターお悩み相談室」、次回の申込受付が始まっています!

過去の様子はこちらから!

第15回目のゲストは、ライター、編集者の浜田綾さん(@hamadaaya914)!

浜田さんは、企業で10年ビジネス文書の作成に関わった後、2016年からフリーランスで活動。キャリアゼロからたった2年で編集長になった経験の持ち主!!キャリアゼロの状態から、どんな風に今の立場までやってきたのか?また、今注目のオンラインサロンでの活躍も興味深く、小さなコミニティー運営のノウハウ、さらには私と同じく子育てをしながら働くお母さんとして、育児と仕事の両立の仕方についても、当日詳しくお話を聞かせてもらいたいと思います!

日時:10月23日(水)14時〜16時(13時40分〜受付開始)
※ランチタイム12時50分〜13時30分
場所:保存食lab(京阪出町柳駅から徒歩4分)
ゲスト:ライター、編集者の浜田綾さん
参加費:2,000円+1ドリンクオーダー(ランチ希望者は3,200円+1ドリンクオーダー)
定員:6名(残席2)

申し込みはこちら

 

今回からランチタイムを設けています!

前回のランチは、まるごと新玉ねぎの参鶏湯風スープと夏野菜のビビンバ丼。今回はどんなランチが出てくるのか、当日の内容はおまかせとなっています!

タイミング合う方はぜひランチもご一緒に!

イベント開催については、ブログよりTwitterでの告知が先になると思いますので、よかったらフォロー(@ezu1030)お願いします!

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。