妙心寺、修行体験2日目(03)

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ちょっと間が空いてしまいましたが、修行体験続きです。

2日目は、朝5時起きで、6時から坐禅をします。
坐禅をする場所は、天井に雲龍図が描いてある法堂(下の写真)。

禅をする前に、簡単な説明がありました。 

坐禅をしている間は、腹式呼吸をするように意識してくださいということ。
そして、「吸って吐く」を1として、呼吸の数を数えてみてください、と。
1~10を数える間に、もし違うことが頭に浮かんだら、また振り出しに戻って1から。

畳に座り、足を組んで、目を閉じて、鐘の音が鳴ったら始まり。

頭の中でゆーっくり呼吸の数を数えるんですが、
ふと気がつくと全然別のことを考えています。
数を数えることだけに集中して…1、2、3…。
大体3つ数えるくらいで脱線しています。 我ながら早すぎるでしょ。

でも、なんにも考えないというのは、なんて難しい!
たかだか10数えるのに、何度振り出しに戻ったか。

何でそんなに出来ないの?と思った方、試しに目を閉じて
なーんも考えず、数だけ数えてみてください。ホントに!

そして、約15分ほどの坐禅を2回して終了すると、
頭の中が妙にスッキリしていて、爽快!
もっと坐禅をやっていたいと思ったほど。

お坊さんの話では、坐禅は足を組まなくても、
電車の中で立っていても座っていても出来ます、とのこと。

そう聞くと、普段の生活の中でも、気軽に取り入れられそう、と思ったのでした。
大切なのは、呼吸を整えること、なんだとか。

私はヨガをやっていますが、ヨガも呼吸をとても大事にしているし、
終わった後の感覚は、何だかそれに近い感じ。

その後、別の場所に移り、みんなでお経を唱えます。
お経が書いてある冊子を見ながら、お経を唱えることに一生懸命になっていると、
またも頭の中が無になります。

かんじーざいぼーさー ぎょうじんはんにゃーはーらーみーたーじー しょうけんごーおん

お坊さんの話では、サッカーの長友選手は試合前に必ず般若心経を唱えているとか。
心を無にして落ち着かせるという意味でも、いいのかも。
やっぱり寺の娘として、般若心経くらい覚えとかないとなぁと思ったり。

そして、お待ちかねの朝食。夕飯も質素だったけど、それに輪をかけて質素!
これじゃあお腹すくよー。

で、お坊さんが「さば、さば」と言っているので、私はてっきり
鯖の焼いたのでも出てくるのかと思ったら、全然違いました。

生飯(さば)といって、食前に少しのお米を箸でとって、手のひらで三巡、
その後テーブルに置いて供えるという作法のことでした。

食事中の作法としては、箸をテーブルに置くときは音がしないようにそっと。
箸先がテーブルの外に出るように(上の写真)置くこと。

ご飯を食べるときは、ご飯茶碗を持ち、おかずを食べるときはおかずの椀を持つ。

そんな風に食事できれば、とても優雅。

食事が終わったら、お茶とたくあんで椀をキレイにします。
そして、お坊さんがテーブルを拭いてまわるので、
拭く間、テーブルが動かないように足を押さえていて下さいとのこと。

お寺とかお坊さんの作法って、
常に次の人のことや、周りの人のことを考えて行動するようになっているんだね。

 

…(04)へ続く

 

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妙心寺、修行体験初日(01)

妙心寺、修行体験初日(02)

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。

\京都ライター塾を主宰/

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