新米せんせー奮闘記(7)配った資料はデータで共有するべし。(11/100)

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1年かけて学生たちと1冊の冊子を完成させる「編集技術」という授業。後期は、いよいよ実践的な作業が増えてきた。というか、もう冊子を作るための作業しかない。

今後の作業どう進めるか、メモ。

原稿内容のチェック

昨日の授業では、学生たちが夏休みの間に取材して、書いた原稿を私が取りまとめ、プリントアウトして配布。教室でみんなで目を通して確認する、はずが、届いたワードデータを整えたりしていたら、全員分プリントアウトするのが間に合わず。

ただ、29件分の原稿にざっと目を通したところ、表記がバラバラだったり、表現のかぶりなどあって、いろいろ手直ししてもらいたいなぁというところがあったのだけど、ここにあまり時間も割いていられない。

…と悩んで、前任の先生に相談したら「これは編集の授業であって、文章講座じゃないので、原稿はほどほどで大丈夫ですよ」とアドバイスをもらう。そうだ、最低限の表記統一さえ出来ていればあとは、冊子を完成させる「編集」をいかにするかということに重点を置けばいい。

長年この授業を担当していた方のアドバイスが、本当にありがたく、毎週何かしらアドバイスを請うている。

で、プリントアウトが間に合わなかったので、原稿確認は来週にして、チームに分かれ、ひとまずデザイナーさんにレイアウトしてもらうための準備をすることに。

ラフを書く

取材を全部終えた今、あらためて台割を考えて、各ページのレイアウトをチームで検討。前期にある程度考えていたはずの台割のデータはどこだ?など、夏休みの間にぼけた頭をまた戻すのが大変だった。

学生たちに配った資料を紙としてだけではなく、あらためてデータで共有できていればよかったなと反省。

取材が終わったら、デザイナーさんにラフを見てもらって、デザインをお願いするという作業に入る。

プロの仕事なら、取材前にある程度並行して行われているべき作業なんだけど。

ラフを書いて、デザイナーさんにお願いするという作業は、ふだん自分が特に意識することなくやっている作業で、それを改めて人にやってもらうにはどうしたらいいのか? 無意識でしているから、それを言葉にしてイチから説明するのが、すごく大変だ。

改めて私ってふだんどうやって仕事しているんだっけ?というのを深く掘り下げないといけない。これが難しい。

あと、自分の冊子なら、私のやりたいようにやればいいのだけど、学生たちが作る冊子なので、たとえばAとBとどちらもできるけど、私的にはAの方がいいよなぁと思っても、強引に誘導することはしたくないし、みんなが考えてBの方がいいというのなら、Bでいいと思うんだけど、何かそのさじ加減がなかなか難しい。

どこまで口を出していいのか、と悩む。

いやでもやっぱりAの方がいいよな、と思ったとき、どうしてAの方がいいのか、うまく伝えるのも難しい。

先方校正へ

ラフが書けて、素材が揃ったら、そこで初めてデザイナーさんに作業をお願いできる。そしたら順に各お店のレイアウトが上がってくるから、それをお店の方に送る。原稿確認してもらう先方校正を、再来週くらいからちょっとずつでも進められたらいいなぁ。

 

 

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。