2010/10/22 情報追加。

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この庭の中には、○と△と□が隠れている。
その名も、○△□乃庭。

なんて粋なの!

以上、2枚とも建仁寺にて。

———-

私の父は島根で住職をしていますが、ブログを読んだ後
○△□乃庭についてあれこれ教えてくれました。

○△□とは、仙涯和尚が書かれた禅語で宇宙を表すのだそう。
…とここで英語で書かれた資料が添付されていましたが
まだ途中までしか読んでおらず。

この○△□について、加賀の千代女が詠んだのが次の歌。

「蚊帳の中、ひとつはずして、月見かな」

蚊帳は、四方が引っ掛けてあり、ひとつはずすと三角になります。
その状態で、まるい月をながめている様子で、これで○△□がうまく歌ってあるとか。

確かに、○△□がこの短い文にきれいに収まっているし、
その情景も見事に浮かぶし、本当にすごい歌だ!と父の話を聞いて小さく感動。

ちなみにパンフレットには、禅宗の四大思想(地水火風)を
□(地)、○(水)、△(地)で象徴したものとあります。

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。