先日、取材終わりでなんとも素敵なカフェへ連れて行ってもらいました! それは祇園・花見小路通から1本西に入ったところにある「万治カフェ」さん。昨年秋にオープンしたばかりなんだそう。
text by:江角悠子(@ezu1030)
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花見小路通からすぐの「万治カフェ」
万治の万は「一」+「力」で「万」ということで、ここはかの有名な一力さんとゆかりのあるカフェ。
サイトには
文久元年一力亭より分家し、代々祇園とともに生きていた先代・杉浦万治。
人々から「万じさん」と呼ばれ親しまれていた先代の生家を、ゆったりとした空間に設え直し、カフェとしました。
とありました。そう、ここは元々家だったとのことですが、家だったとは思えない、広くて、ものすごい贅沢な空間が広がっていました。
坪庭は2つありました!全体的にゆったりとした優雅なしつらえ。
北欧風のモダンな家具も素敵だし、右を見ても左を見ても、とにかく素敵。
天井まで素敵。
和風とモダンが美しく融合している感じ。大好き。
スイーツメニュー
そして気になるスイーツメニュー。カフェで提供されているスーツは、オーナーのお店、山科「Cattleya(カトレア)」のものだそう。
写真は「できたてモンブラン」と紅茶のセット。1300円くらいだったかな…。
モンブランは注文が入ってから、クリームを絞って完成させるから、「できたて」というネーミング。紅茶は砂時計が落ち切ったら、飲み頃に。
お皿にのっている白くて丸いものは、まるで大福のように見えますが、こちらは丸い形をしたショートケーキ!
パカっと開くと大きなイチゴがスポンジが見えます。いちご大福のようだ。
コーヒーは「ほぼ日刊イトイ新聞」でも取り上げられたという「ヤマダのコーヒー」。
ミルクもお願いしたら、つけてくれました。フレッシュじゃないのがうれしい。すっきり飲みやすかった!
そして注目は、器!
毎年春に開催される「都をどり」を見に行くと、お菓子と抹茶を頂くのですが、そのときにお菓子を乗せて出されるのが、このだんご皿。見に行った人だけがお土産として持って帰れるのです。このお皿が本当に可愛らしい。
年代や作家さんによって、微妙に描かれている団子の大きさや数も違うのが、面白い。裏を見ると作家さんの落款が入っています。
手土産にぴったりな焼き菓子も販売
店舗に入るとカフェスペースとは、別に焼き菓子を販売する一角もありました。
こちら京都らしい6種のお味の入った缶クッキー。提灯やちどりの形も可愛らしいし、
味わいも京都をイメージしたもので、パッケージも可愛らしく、京土産にぴったり!!
石畳が続く京都らしい風情漂う花見小路通からも近いので、これから大勢の人でさらに賑わいそうです!
万治カフェ
京都市東山区祇園町南側 570-118
075-551-1111
11:00 〜 19:00 水曜日定休
https://manjicafe-gion.jp/