人の役に立ちたい本能

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日曜は雪でしたね。庭にどっさり降り積もり、子どもたちは自らスキー用の服を着て、2時間以上も外で遊びつづけていました。この寒いのに、何がそんなに楽しいんだ!

私も子どもの頃は雪にまみれて遊んでいた記憶があるけれど、今となってはもう、何が楽しいのかさっぱり分からない。

さて、そんな週末。

3歳の娘は、いつもなら保育園の休みの日を楽しみにしているのに、今週に限っては、保育園に行きたいと言い出しました。理由は、「おとうばんさんになっているから」。

保育園で、お当番制度が始まったらしく、お当番さんになると、率先して先生のお手伝いをする役目を与えられるのだそう。給食の人数を給食室の先生に伝えに行ったり、食器を運ぶのを手伝ったり。

ま、私から言わせてもらえれば、どれも面倒くさそう(笑)

でも、娘はそのお当番さんがやりたくてやりたくて、休みの日なのに、保育園に行きたいと言います。先生のお手伝いができることが、心の底からうれしそう。

週明けの月曜日に保育園に行くと、たいていお別れのときにグズッたりするのだけど、今日は念願のお当番の日だから、すっごく張り切って、泣きもせず、あっさりバイバイしたくらい。

ということがあって、こんなに小さな人が誰かの役に立ちたくてしょうがないなんて、ホント人って誰かの役に立てることが喜びであって、人の役に立ちたいっていうのが本能なんだなあと、つくづく思いました。

台所にいると、娘が「おてつだいする〜」と言ってよくやってきて、包丁はまだ危ないし、見ててあげたいけど、そんなゆっくりもやってられないし、食器運んで〜くらいしかお願いできないんだけど、なんかもっとやってもらえるようにしてあげたいな、と思うなど。

私は文章を書くことが大好きなので、文章を書くことで誰かの役に立てるということが、本当にうれしく、やりがいがあって(ブログもその一環のつもりなのだけど)。

つまりは、人は、自分がやってて楽しいこと=誰かの役に立てることを仕事にすると、最強なんじゃないかなぁと思ったり。

子どものすること見ていたら、いろいろ気づかされるので、ホント子育て面白い。

 

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。