つれづれなるままに雑記。3月の記憶。

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3月は仕事が一段落して、長男が小学校、娘が保育園に行く前に
あちこち遊びに行けたらいいな。私も仕事本格復帰するしな。
と思っていたのに、長引く風邪から3年ぶり3回目の肺炎となり、
なーんにもしないまま終わってしまったのでした。

肺炎になりやすい人っているの?何なの?

 

という自分に対するどうしようもない怒りと悔恨の記録です。

 

先生には、「入院して治しましょう」と言われたのだけど、

乳児がいるので入院もできず、毎日点滴に通うことに。

私)「取材の仕事があるんですけど…」
先生)「取材!? とんでもない!」

と言われ、慌てて代わりのライターさんを探し、
イベント参加も楽しい約束も、いろんなことをドタキャンして、点滴の日々。

 

夫に赤子を託し、午前中は毎日点滴(悔しいのでいろいろ写真を撮った)

4日ほど通ったら体調も落ち着いてきたので点滴をやめて薬だけにましょう、
という先生の判断。が!薬が合わなかったらしく、高熱&咳が止まらないの症状がぶり返し、
今度は徹底的に治るまで点滴を!ということで、
土日関係なく11日間通い続け、ダメ押しで薬も飲み続けたところで
3月の末、ようやく咳が収まったのでした。

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1日だけ誰も赤子を預かってくれる人がいない!という日もあり、背負ったまま点滴。
娘が泣き叫んでもオムツは替えてあげられないし、
泣き止まそうとして体を揺らすと、点滴がとまるし、
あんまり動くと針が刺さった手が痛いし、という地獄の1時間で
このときはさすがに心が折れて、泣きそうになったのでした。

 

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これは、近所の友達が心配して持ってきてくれた
手絞りのオレンジジュースとリンゴジュース。
「ジューサーでやったんだよ」と言っていたけれど、本当にもう大感激。
誰かのためにできるー?こんなんできるー?
一体何個のオレンジとリンゴ使ったのこの量!

 

生絞りのオレンジジュースはちゃんと甘酸っぱくて、

病の体に優しく染みたのでした。

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そして、かあちゃんが肺炎だろうが何だろうがお構いなしの娘10か月。
そこは通り道ではありません。

そうして、新しいことがいろいろ始まった4月。
体調は良好。気分一新、楽しくやっていこうと思います。

心配してくださった方、ありがとうございましたー!!

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。