週末の金曜日、良い天気!青空が見えると、気分も爽快~。
私は今日久々に外出。友人とお茶へ行くのです。楽しみ。
さて、先日取材に行ったとっても素敵なカフェ「お茶処 好日居」を紹介します。
カフェというより、その雰囲気は店名にもあるように「お茶処」。
「日々是好日」という言葉からとったという店名も素敵。
(辞書によると意味は、毎日毎日が無事でよい日であるということ)
平安神宮や京都市動物園から近い、閑静な住宅街の中にあります。
大正から昭和初期にかけて建てられたという古い一軒家を改装してできたお店。
なので、お店の入り口は、いたって普通の玄関。
あまりにもひっそりとしていて、私は見逃してしましましたが。
「好日居 やってます」という小さな札がかかっています。
中はもう、古い建物好きには、ホントにたまらない魅力的な空間。
一級建築士だった店主が、友達と共に手を入れて完成させたそう。
シンプルな空間に、上品に置かれた味のあるアンティーク家具や照明。
玄関を入って右側の部屋は、また全然雰囲気が異なって、まるで洋館のよう。
あまりにも素敵過ぎて、店主にカフェのことを聞く前に、
どうやってこんな素敵な物件を見つけたのか、
どうやって改修したのか、そんなことばかりを夢中で聞いてしまう私。
30年間空き家だったそうだけど、全然そんな雰囲気を感じさせないのは、
やはり素敵に改修した店主のセンス。
今と昔がちょうどよく共存している居心地の良い家になっています。
そんなカフェ空間も良かったけど、私が何より目を奪われたのがこのキッチンスペース。
こんなにモノがたくさん置いてあるのに、少しも雑然とした印象を受けないし、
とっても明るくて、開放的。昔の土間だったところが、こんな風に生まれ変わるなんて、想像もできない。
やっぱり“センス”だなぁとしみじみ。
家を買って改修するなら、ここの店主にお願いしたい!と密かに思ったのでした。
そして、ここでいただけるのは、趣味でお茶や中国茶を習っているという
店主が淹れてくれるお抹茶や京番茶、岩茶、それにチャイ。
写真は、烏龍茶の最高峰だといわれている岩茶(がんちゃと読みます)。
飲むとマスカットのような甘い風味が感じられます。
すこーし苦味があるのに、甘い。初めての感覚。美味しいです。
器、可愛いけれど小さい…と思ったら、お代わりもOKだそう。
ドライフルーツや、店主の手作りクッキーと共に(1100円)。
今度、時間があるときに行って、店主に古い家のことをアレコレ聞きたいと考え中。
好日居
住所:京都市左京区岡崎円勝寺町91-82
電話:075-761-5511
時間:正午~日暮れまで 月・火休&不定休