つれづれなるままに雑記…娘(2歳)のおしゃべり

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女の子は言葉が早いというのは聞いていたけど、
確かに早くて、息子のときと比べると半年くらい先を行っているように思う。

ちゃんと自分の言葉で自分の思いを伝えられるという技術は素晴らしくて、
娘はそれが小さいうちからできる分、
思っていることが伝わらずイライラしてかんしゃくを起こす、
なんてことも少なくて、イヤイヤ期ではあるけれど、
話せば分かってくれるという部分もあって、そこにとても救われている。

つたない言葉で一生懸命伝えようとするのが可愛らしくて、
いつまでもそのつたない話し方でいてほしい…と思うのに、
日に日に上手になってゆく。嬉しいような寂しいような。

ので、忘れたくないことを携帯のメモ帳に記録している。

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覚えておきたいムスメ語録

・もめーん(ごめん)
・ぴぷーん(スプーン)
・バンドエイホ(バンドエイド)
・妖怪ウォッチウォッチ(ウォッチッチが言えない)
・アンパンマンミージアム(ミュージアムね)
・ミッキーマウスって言いたいとき、
ミッキーマウス、ミッキーマウス、ミッキミッキマウスと全部歌っちゃう

もうすっかり全部言えるようになってしまった。寂しいなぁ。

こないだ娘があんまり言うことを聞かないので腹が立って、
つい語気が強くなっていた私に「おこらんとにいうて!」と娘が抗議。
その言葉になんかハッとしたり。
そして泣きながら「にとってしてー!にとってしてー!!」(ニコって笑っての意)
こちとら怒ってるのに笑えないし。

2歳であることがとても誇らしいようで
「●●●できるんだね、すごいねー」というと、「にさいし~」(2歳だし、の意)

「大きくなったら何したい?」と聞いたら
「こーひーのみたい、いま、にさいし、おおきくなったらのむ」

夫が先日、娘の可愛いお尻を追いかけまわしてポンポン叩いていたら
「やめてな?」と冷静に言われていた。ぷっ。

ある意味、8歳のお兄ちゃんよりしっかりしている。

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ポポちゃん(人形)の面倒もよく見ていて、それはいいのだけど、
やたらと世話を焼きたいみたいで、ポポちゃんはしょっちゅう熱を出している。
「ポポちゃん、しんどいて」
「へぇ、大丈夫?」
「うん、お茶のむって」

ポポちゃんが熱を出すたび、以前テレビで見た
「代理ミュンヒハウゼン症候群」のことが頭をよぎってちょっと心配になる。

代理ミュンヒハウゼン症候群とは、近親者などを病気に仕立て上げ、
病院を転々としながら注目を浴びたがる、虚偽性障害の一つ。

8歳の息子はいまだに自分の考えを自分が思った通りに伝えられなくて、
もどかしさで「何で分からへんねん、キー!!!!」となることが時々あって
(私が分からなくて、夫に聞いてもらってもやっぱり何を言いたいのか分からない)
ちゃんと言葉を使って意思を伝えられるよう、日記を書くなり、
もっと本を読むなり、いろいろやらせたいなと思う次第。

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。