【50歳で親子留学するぞ日記】お母さんはカナダに何しに来るんですか?(3)

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友人に「なんで京都でも英語を学べる環境があるのに、してないの?」と言われ、そっかとなった私。「京都のゲストハウスなんて、海外からの観光客がたくさんいるんだから、ボランティアでもアルバイトでも、何でもすれば?」とも言われ、ゲストハウスを探してみることにした。

でも、いきなり英語で働くとかハードルが高い、私なんか使い物にならないし、時間もない…と考えて、アルバイトすることは諦め、ひとまず京都で外国の人と交流できそうな機会を探った。すると、ちょうど週末に京都国際交流会館で「外国人歓迎会」が開催されるという。新たに来日した外国人対象の交流会。日本人も参加できます…とは、まさに今の私のためにあるようなイベント。

行こうかどうしようか…何日か悩んだ末、申込んでみた。公式サイトには、イベントの参加人数は100人までとあった…!そんなに大きなイベントなのか?大勢が集まる場は苦手なのだけど、勇気を出して行ってみた。

広い宴会場のような場所で、知らない人ばかり、しかも外国の人も大勢いる。来たはいいものの、すっかり気後れしていると、近くにいた女性が話しかけてきてくれた。見た目から、てっきり日本人かと思ったら中国出身だそうで、一生懸命日本語で交流してくれようとしている。その姿に私も勇気をもらって、その後、私も自分から話しかけることにした。

まずは、ある若いカップルに話しかけてみると、ドイツ出身の夫婦だと言う。大学で働いていて、ある研究しているらしい。それから、ベトナム人の女性と韓国人の女性ともおしゃべりをした。


お互いの仕事や、なぜここに来たのか、京都について。結局、私はその場に2時間近くいて、ずっと英語で会話をしていた。緊張しっぱなしで、大量の汗もかいた。が、ものすごく楽しかった。
今回良かったと思ったのは、英語を母語としない人たちと交流したこと。お互いネイティブではなく、シンプルに「英語」というツールを使ってコミュニケーションをするというので、英語の文法をあまり気にせず話すことができた(とはいっても、みんなネイティブ並に流ちょうに話していたが)。お互い、分からないことがあってもいいというか、分からないことがあって当然なんだよなぁと思った。なんせ全然違う文化で育った私たちなのだから。

途中で会話が止まってもいいし、分からないことはスマホで調べてもいい。それでいいんだなと分かった。なんだか、インタビューをうまくやろうとしていた過去の自分を思い出した。インタビューの本質は、相手の話を聞くこと。上手く話すことじゃ、全くない。

あと、日本を訪れる外国の人たちは、日本語を学ぶことに興味があると分かったのも良かった。相手は日本語を練習できるし、私は英語を練習できる。「良かったら、あなたは私に日本語を教えて。私は英語で話せるよ」と言ってもらい、これからも連絡を取り合えるように、インスタグラムのアカウントやLINEを交換した。

英語を間違えることがずっと怖かったけど、今回、改めて間違えるのは自然なことなんだなぁと分かった。今の私にとって大切なのは、気楽に英語を話すこと。それに慣れていくこと。それがいつか自信につながっていく。

私が普段からセミナーや講義で伝えている「上手い文章を書こうとしないこと、ただ気楽に書いて発信すること」が、そっくりそのまま英語学習にも言える。まぁ、分かってても怖いからできないというのは、本当によくある。

文章は、書かないと上手くならない。
英語は、話さないと話せるようにならない。

全く同じ構造である。だから、私は諦めて間違えながら英語を話そうと決めたのだった。

そして先日は、ドイツ人の彼女とLINEのやり取りをして、2人でお茶もしてきたのである!!!新しい友達を作るって日本人でもちょっとハードル高いけど、楽しかった!そのときの気付きはまたどこかで。


さて、分かっていても、怖くてできないことがある。書きたいのに書けない、発信ボタンを押す手が止まってしまう人へ。11月7日に、無料のセミナーをするので、ぜひご参加お待ちしています!

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。