日本酒で作る「常夜鍋」と飲めるポン酢「塩ポン酢」

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「常夜鍋」という料理をご存知ですか?

豚肉とほうれんそうなどを出汁で煮て、つけダレなどで食べる鍋物のことで、毎晩食べても飽きないことから常夜鍋と名付けられたそう。

我が家ではこれを「出汁」ではなく、「日本酒」で作ります。

蔵元の娘さんが本で紹介していた料理

日本酒で作る常夜鍋は、今はもうタイトルを忘れてしまったのですが、昔、日本酒の蔵元の娘さんが書いた本に紹介してあって知りました。「我が家で代々伝わるのが、日本酒でする鍋」とかなんとか。その描写があまりにもおいしそうで。

日本酒の蔵元の家族がするんだから、絶対おいしい!

と、本には詳しいレシピはたぶん何もなかったけれど、真似して作ってみたのが始まり。

何となくテキトーにやってみたのだけど、これがおいしくておいしくて、私と夫は激ハマり。日本酒で豚肉が甘く柔らかくなるのか、普通のお肉でも高級肉かのように、めちゃくちゃおいしくなる。子どもが小さいうちは、お酒を使う料理だしと思ってしばらくやめていたのだけど、アルコールは飛ばすし、そろそろ大丈夫だろうと、この冬久々にやってみたのでした。

やり方は、日本酒を温めるだけ

レシピがないのは当然で、手順としては、本当にもう日本酒を鍋に適量入れて(アルコールを飛ばしたら多少減るので、気持ち多めに)、温まったら火をつけてアルコールを飛ばし、ここで豚肉や水菜などの野菜をさっと通していただくというもの。常夜鍋というより、しゃぶしゃぶに近い。

こんな風にファイヤー!となります(炎が見えます?)私は怖いので、この役目は毎回夫がしているんだけども。アルコールがすべて飛ぶまで、5分〜8分? 結構待ちます。

我が家でやるときの材料は、4つだけ

・日本酒(※料理酒ではダメ)
・豚肉
・水菜
・ポン酢

材料はこれだけで、水菜を切ってしまえばすぐできるので、本当に簡単でめちゃくちゃおいしい!普通の常夜鍋の野菜はほうれん草を使うことが多いみたいだけど、我が家はシャキシャキ感の楽しめる水菜を。あとはここにもやしや、椎茸などのキノコを追加。

そして!絶対に書かせないのが、塩ポン酢!

飲み干したくなるおいしさ!

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この塩ポン酢を知ったのは、一田範子さんの著書「丁寧に暮らしている暇はないけれど。」を読んでいたとき。ここにお薦め料理が載っていて、そこにこの塩ポン酢が登場。読んでいて、これまたあまりにおいしそう!となって、購入。

これが、本当においしくて!この冬だけで我が家は3本消費しました(写真に映っているポン酢も残りわずか。でも買い置きがあるので大丈夫)。

まろやかで酢がツン!と来ることはなく、旨みがすごいので飲み干したくなるおいしさ。っていうか、飲み干している。子どもたちも大好きで、最後はみんなポン酢を飲み干して完食!みたいな。なので、我が家では「飲むポン酢」と言っているくらい。豚肉の油と残りの野菜とが浮いた、最後のポン酢のおいしさ。

白菜と豚肉を煮ただけのものにこの塩ポン酢をかければ、これまた立派な一品料理になるし、大活躍の1本です。

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寒い夜に特にオススメの一品です。

日本酒で作る常夜鍋のおいしさを知ったあとは、もう普通の常夜鍋には戻れない…。

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。