ライター女史たちが集う忘年会に参加した。
ライターの先輩さとゆみさんや、小説家で理系ライターの寒竹泉美さん、ベテランライターの堀香織さん、翻訳もするライターの北原舞さん(こうして書くと、よくぞ私などがこの輪の中に入れてもらえたな?と思うが)。
書く人ばかりが集まるとどういう話になるかというと、どうやったらもっと文章が上手く書けるようになるか。どうやったら書いて生きていけるのか、上手い文章とは?と、とにかく書くことに関することばかり(マニアックで楽しい)。
そして年末なので、来年は何をするかという話になって、あれやりたい、これやりたいという楽しそうな話題がたくさん出てきた。それを聞いていた寒竹さんが、すぐ感化されて「ようし、わたしも〇〇するぞ!」と言うたびに、さとゆみさんに「寒竹さんは小説書くんでしょ?」と突っ込まれていた。
一度ならず二度三度。結局4回くらい止められていた。あなたは来年、長編小説を書くのでしょう?と。
そのやり取りを見ていて思った。人はついつい、楽しそうなことに引っ張られるのだなと。
本当の本当にやりたいことは、長編小説を書くことだと分かっている。書くことは大変だから、腹を決めて取り組まないと書き終わらないことも分かっている。寄り道しているヒマなどないのに、楽しそうな方につい寄り道してしまう。あの賢い寒竹さんですら。
私も死ぬまでに書きたいことが2つある。来年こそは書き始めないと間に合わないような気がしている、というか間に合わない。企画は通っているのにもう3年も書けていない。
書きたいことはあるけれど、それを書く技術が今の私にはまだ伴っていないので、今からでも書き始めないと、死ぬまでに書き終えることができないのに、他の楽しそうなことに寄り道ばかりしている。そろそろ腹をくくるしかないのかぁと昨日みんなの話を聞きながら思ったのでした。
すごい人はみんな、腹をくくって書いている。
そんなわけで(?)
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