この1週間は、京都ライター塾アドバンスコースの受講生にインタビューをしてもらうという日々でした。
今朝は、「フリーランスで私らしく生きていく」をテーマにインタビューをしてもらいました。
フリーランスとして働くことについて、いろいろ質問をしてもらったのですが、話しながら思ったのが、会社員からフリーランスになって私が一番違いを感じたのは、お金(お給料)でした。
会社員時代は、一生懸命働こうがサボろうが、毎月決まった額が振り込まれていた(私の場合)。
けれど、フリーランスは自分が動かなければ、1円も入ってこない。それまで勝手に振り込まれていたお金が、フリーランスになった途端ゼロになって、失業保険も終わりそうになり、これじゃ家賃も払えない。最悪実家に戻らないといけないのか?いや、実家には戻りたくない。
と、私は本当に切羽詰まって、苦手な営業も頑張っていったなぁと思い出したのでした。
フリーランスになってから、いかに自分の持っている技術や経験、知識をお金に変えるか?をずっと考えてきたような気がします。
なので、自分自身が常にバージョンアップする必要があるし、高額講座を受けたなら、その知識や情報を即座にお金に変えるということも、常に意識してきました。
講座を受けたとて私には何の技術もないとか、まだ経験が足りないとか、悠長に言っている場合でなく、マジで今行動しなかったら終わり。と思っていたので、やらないという選択肢がないというか。
お金・お金・お金。
シビアに考えられるようになったのはフリーランスになってから。
会社員のときは、何も考えていなかったので、たとえばデザイナーさんに会社まで打ち合わせに来てもらう、ということが、交通費がかかるということだともあまり分かっていなかったし、電話をかけてもらうという作業も、積もり積もればお金がかかるとも分かっていなかった。
甘かったなぁ、気軽に何も考えずに依頼していたなぁと思う。
で、お金に困るってすごくネガティブなことのように捉えられるかもしれないけれど、振り返ってみるに、お金がなくて切羽詰まったからこそ、行動できたわけで、本気で困らなかったら、たぶん何もしていなかった。
お金に困ったら、行動するチャンスを与えてもらった、と思うと気持ちが楽になるかも。
イヤでも行動しないと、今のままでは尽きてしまうから。
そうなるのがイヤなら、お金に困る前から行動できればいいのだけど、人ってどうしても切羽詰まらないと動けないものだから。
なので、もし今、お金に困っているという人がいたら、行動するときが来た。という合図なのかも。
で、「困っているけど、動けない」という人がいるとしたら、本当は全然困っていない、のかもしれない。
オンラインサロンの勉強会では、先月お金がテーマだったのですが、そこで心屋仁之助さんの著書「一生お金に困らない生き方 」を紹介したら、さっそく読んで行動して、ちょっと人生好転してる人がいて、面白い。
お金の話、興味深くて、永遠にできる。