息子の日曜参観と、娘の手足口病

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先日、息子の日曜参観がありました。1~3時間目まで自由参観で、我が家は小学校まですぐなので朝から行ったり来たりして、本当に自由な感じで参観。私が子どもの頃、参観日といえば親はちょっといい格好をしてきてて、それを見るのも楽しみだったりドキドキしたりしていたものだけど、今どきはまぁカジュアルな感じでデニムのお母さんもいるし、私もラフな格好で。

こないだ給食試食会があって教室に行ったとき、息子のクラスメイトが「●●くん、いっつもふざけたはる~」「授業中も歩かはるー」「殴る真似しはる!」とたくさんの知りたくない事実を教えてくれて、ガックリ落ち込んでいたのですが、 この日みんなの様子を見ていると、立ち歩いたり、悪ふざけしている子は息子のほかにもいたし、何なら寝てる子だっていて、なーんだ、子どもはみんなそんなもんよね、うちの子、全然大丈夫じゃん、と思ったのでした。

って…それで安心していいのか分からないですが。

息子の至らない部分を指摘されるというのは、自分のダメなところを叱られるよりもさらに落ち込むことで、ホントそれを指摘された後は、しばらくズドーンと地の底まで落ちたかのような暗い暗い気分でいたのです。連絡ノートに「先生、今日は息子は立ち歩かずに行けましたか? 家ではよく言い聞かせています」など相談したり。そうしたら大学出たてであろうフレッシュな先生が、その日のうちに我が家まで来てくれて、「もしこのまま続くようであれば、保健室で気分転換してから授業に出たり、専門の先生に相談することもできます」と言ってくれて、きっと「大丈夫です」ということが言いたかったのかもしれないけれど、私は逆に「え?専門の先生? うちの子、そんなに酷いってこと?」と余計に落ち込んだんですけどね。

で、写真は、こないだようやくブランコがこげるようになった息子。小さい時からずーっとブランコのこぎ方を教えていたのだけど、全然できなくて、それがこないだ急にできるようになって驚きました。あぁ、子どもってちゃんと成長してるんだなぁ。ある日突然できるようになることもあるんだなぁって思って、とても嬉しかったのです。

今朝は、息子が鉛筆を持って、「耳にこうやって掛けてな、鼻の穴にも差して、口でこうやって(タコの口して)はさんだら、みんなにめっちゃウケんねん!」と嬉しそうに教えてくれて、これまたガックリきたんですけどね。まぁまぁ…楽観的に見守っていこうと思います。。。

そしてこちら、ある日保育園に行ったら壁に貼ってあった娘の写真。金太郎になっていました。
どすこい。保育園では今、手足口病が流行っていて、娘も見事はやりにのって3日間38度を超える高熱が。しんどいのか日中も愚図りっぱなし、夜中もずいぶん泣き叫んで、一家で寝不足。
とまぁ、我が家はそんな日々です。

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。