5年目にして初・母の日。

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昨年の母の日のこと、友人がフェイスブックで、旦那さんや子どもから
「母の日、お祝いしてもらいました!」的な写真をアップしているのを見て、
私は衝撃を受けました。

え?ママ友が母の日で何かプレゼントやら手紙やらをもらっている?
ということは、私も「母の日」の当事者じゃないの!?と。

これまで「母の日」といえば自分の母親や、旦那さんのお義母様に
感謝を伝える日という認識はあったけれど、
まさか、私もその伝えられる側になっていたとは、
子を産んで4年、まるで気が付かずにいたという(なんか、切ない)

それで今年は、「私もお母さんなんだから、何かしてくれてもいいんじゃないの」
という空気を出したら

旦那がこんな可愛らしいギフトを用意してくれてました。
(まぁ用意させたとも言う…)

大好きな「そうげんカフェ」の攝さんによるフラワーアレンジに、
紅茶とクッキーもセットになっています。夫の選択は間違いない。

で、あとは息子からの手紙でもあれば、最高だったなぁ~。
何もなかったなぁ~ (友人がこれまたフェイスブックに写真あげてたから羨ましい)
または、奥さんが母親になってから最初の母の日にカーネーションを1本、翌年は2本…と
プレゼントしている方もいたなぁ。そうゆうの、いいなーステキだなー。 

まぁ、欲張ればキリがないですね!

でも、今朝起きたら、旦那がご飯を炊いてくれていて、お味噌汁も作ってくれてて、さらにビックリ。
あの花のギフトより、何倍も嬉しかったこれ。

旦那に「プレゼントより嬉しかったわ~」と言うと、
「安いね」と笑われましたが(プレゼントは、いいお値段するからね)
わたし、ダイヤの指輪より本当に、こういうことがよっぽど嬉しいわ~。

…と、5年目にして初・母の日は、とてもいいものだったのでした。

 

「お母さん」といえば、先月の飲み会でことり会のメンバーやセンムに

「小春さんはよく頑張ってる。子育てしながら普通に仕事もしててエライ。
お母さんだってこと忘れるくらい」

って言われて、マジ泣きしたことを忘れない←レストランで本気泣き
(だって母親業を誉めてくれる人なんていないもの。
みんなやって当たり前だって感じなんだもの。あ!だから母の日があるのか!)

この言葉は、世の働くお母さんすべてに贈りたい。


さて。来月の父の日は、どうしようかなぁ。

 

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。