トースト絶品!祇園花街「切通し進々堂」

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祇園取材の合間、美味しいところを求めてあちこち行った中の1軒。
念願の「切通し進々堂」へ行ってきました。

京阪「祇園四条」駅からまっすぐ東へ
縄手通りの1本西、細い「切通し」という道を北に上がった西側にあります。
細い道を入ったところ、お店も奥まっていて目立たないので
ちょっと迷いながらたどり着きました。

  

お店の雰囲気が昭和チック、レトロでいい!
素っ気ないくらいシンプルな空間なのに、妙に居心地がよかったりして。
舞妓さんもよく訪れるようで、一面に舞妓さんの名前が入ったうちわ。

そして店主のおじさんの接客も優しくて気持ち良く、
注文する前からこのお店のファンになってしまったのでした。

  

注文したのは、卵トーストと、チーズトースト。
どちらも300円ちょっと、というお手頃価格なので、嬉しくなって2種類オーダー。

卵トーストはスクランブルエッグでもゆで卵を刻んだのでもなく、
フランス風に「オムレット」と呼びたいような
ふんわりとした卵焼きが挟まっていて、
この見た目だけで確実に美味しいことが分かる!気がする。

卵はほんのり塩味、マヨネーズも入ってて、もう絶妙においしい。
トースト加減も完璧!

チーズトーストのチーズは、トーストの熱でほんのりやわらかく
こちらもため息がでるくらいおいしい。
運ばれてきたとき、意外とボリュームがあって「2つも食べられるかなぁ…?」と
不安になったのですが、あっさりと食べられてしまったのでした。
でも本当にお腹いっぱい。

 

トーストと一緒にいただいたコーヒーと、
同行してくれた編集者さんが頼んだミックスサンド。

トーストの方が絶対おいしいよーと思っていたのですが、
一切れ分けてもらったら、
これはこれで、ものすごーくおいしい。

ミックスサンドの卵はスクランブルで、
キュウリの食感、ハムの塩気とこれまたおいしく
トーストでお腹いっぱいだったはずなのに
もう一切れ、食べられたのでした。

ここで有名なのは、あかい~の、みどり~のと
舞妓さんが言っていた呼び名がそのまま名前になったというカラフルなゼリー。

「切通し進々堂」ではご近所に配達もしているようで
お店では電話がよく鳴って注文を受けているようでした。

お客さんも常連さんがほとんどのようで
なんか、憩いの場という感じで楽しそう。
そんな様子を見て「私も常連さんになるくらい通いつめたい…」
と思うくらい魅力的なお店でした。

切通し進々堂
住所:京都市東山区祇園町北側254
電話:075-561-3029
時間:10:00~18:00(喫茶) 
10:00~20:00(販売)
休み:月曜

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。