「開化堂カフェ」京都駅から徒歩圏内、レトロ建築も魅力!

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先日、打ち合わせで開化堂のカフェへ行ってきました。茶筒の老舗、開化堂の手がけるカフェ、古い建物をリノベーションした空間だというので、レトロ建築好きとしてはすーごく気になっていたのです!場所は京都駅から徒歩約10分。河原町通りに面した東側にあります。駅から歩いていけて、京都らしい景色が望める鴨川にもすぐという立地がすごくいい。

text by:江角悠子(@ezu1030

レトロ建築も魅力の「開化堂カフェ」へ行ってきました!

開化堂カフェ

建物は昭和初期に建てられたという「旧・京都市電内濱架線事務所」。古い良さはそのままに、中はモダンに生まれ変わっていました。内装を担当したのは、コペンハーゲンのデザインスタジオだそうで、なるほど。

開化堂カフェ

窓際のカウンター。照明の傘は開化堂の茶筒を応用したもの…かな。荷物入れのカゴはこれまた京都の老舗「公長齋小菅」によるもので、このカフェに来るだけで、老舗の手がける「いいもの」にさり気なく触れられるというのも魅力なのかもしれない。

開化堂カフェ

何の予備知識なしに行ったら、値段に驚きました!(笑)が、これほどの建物を見せてもらったという入場料込み、建物維持費といった感覚でいればいいのかもしれない。カフェオレ864円をオーダー。コーヒーは、東京の自家焙煎のお店「中川ワニ珈琲」のオリジナルブレンドだそうで、京都で人気のパン屋さん「HANAKAGO」のパンを使ったバタートーストやあんバタなどあり、これも気になるなぁ。そして、いいな!と思ったのは、キッズドリンク(216円)が用意されていたこと。氷なしかどうかも選べて(子どもは氷があると遊び出したりするし、飲むのに邪魔にもなったりすることもあり)、細かな配慮がとても嬉しい。

深煎りかどうかは分からなかったけれど、酸味少なく私好みの味!

開化堂カフェ

こちらは開化堂のお茶756円。宇治の利招園茶舗によるものだそうで、小さな器に入っているのが一煎目、大きな器には二煎目とちょっとした飲み比べができるようになっていました。奥に写っているのは、砂糖入れ。いいですねー、これも!

店内には茶筒のほか、ちょっとした雑貨が置いてあって、購入できるようになっていました。使うほどに色が変化していく銅 や真鍮の茶筒、憧れます。サイトを見ていたら、コーヒー缶なんていうのもありました。スプーン付きで、すごくいい!

テラス席もあって、もう少し暖かくなったら気持ち良さそうです。子連れならこっちの方が気兼ねなくお茶を飲めるな、と思ったり。

内装が素敵だったので色々撮らせてもらったもの。

開化堂カフェ

ドアの取っ手が市電のハンドルになっていました。いい!

開化堂カフェ

木の扉といい、階段の手すりといい、この古びた質感がたまらない。

開化堂カフェ

トイレの入り口。シンプルだけど、なんかこう、いい。

京都の良さも伝えられそうだし、県外からの友人がきたら案内してあげたい1軒だなと思いました。

あこがれの茶筒もいつかは…!

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Kaikado Café


京都府京都市下京区河原町通七条上ル住吉町352
075-353-5668
10:30–19:00 (L.O.18:30)
木曜日、第一水曜日(夏季休業、年末年始休業有)

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。