週3日だけオープン!京都・隠れ家ケーキ屋さん「パティスリータンドレス」

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パティスリータンドレスのお店

住宅街にポツンとあって、毎日開いているわけではなくて、でもおいしくて行列ができるというそんなウワサだけずーっと聞いていて気になっていたケーキ屋さんへ行ってきました。

なぜようやく行ったのかというと、先日誠光社で開催された西淑さん×千早茜さんのトークイベントで、「甘いものに目がない」という千早さんが絶賛していたので、これは行かねば!となったのです。

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タンドレスがオープンするのは週3日だけ

パティスリータンドレス 看板

以前にも一度「私の好きなケーキ屋さんへ行こう」と友人に誘われ、お店の前まで来たことがったのですが、その日は残念ながら閉店していて。お店は、土・日・月曜の3日間しかオープンしていないのです。それがまた特別感を醸し出す…!

この日は、お昼過ぎにお店に行ったのですが、イートインするお客さんがお店の外にまでいて、小さな行列ができていました。

店内のショーケースのケーキはほとんどなくて(人気過ぎる!)、購入できたのは、残っていた抹茶のケーキとシュークリームの2つ。

タンドレスの抹茶ケーキ

タンドレスの何がすごいかって、テイクアウトのお客さんには、ケーキごとに「いつが食べ頃なのか」を詳しく説明した用紙が付いてくるということ。
冷蔵庫から出して5分後くらいがベストとか、食べごろの温度帯が分かるようになっているのです。

ベストな状態でケーキを味わってほしいというパティシエの思いが、すごい。

抹茶の濃厚な感じ、苦みと甘味…美味しかった。シュークリームのクリームも最高だった!

次は、もっと早い時間に行ってあれこれ迷う楽しみを体験したい。HPにはケーキ予定表があったので、これを参考にまた次のチャンスを狙います。

そういえば千早さんのトークで印象的だったことがいろいろあってケーキ屋さんへ行ったら、必ず2個は注文して食べ比べるとか、ケーキの味の詳細をメモする、初めてのケーキ屋さんではとりあえず全種類購入するから、支払が2万くらいになることがある、好きになったシェフの経歴を追う…とか。マニアック!(笑)

私、甘いもの好きって名乗っちゃいけないわと思うくらい、本気の甘いもの好きさん、すごい、と思ったのでした。

ケーキ屋さんに行ったら、ケーキは一人1個注文、が当然と思っていたので、食べたいならケーキ何個でも頼んでいいんだなぁって気づいたのが、トークイベントでの一番の収穫。

こういう思い込みでできていないこといろいろあるんだろうなぁ。

 

 

パティスリー タンドレス

住所:京都市左京区一乗寺花ノ木町21-3
営業日:土日月(火~金休み)
電話:075-706-5085
テイクアウト 11:30~19:00
イートイン 13:00~18:00

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。